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□そっか、これが…
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円「はぁー。」

雷門中サッカー部のキャプテン、円堂は今、一つの悩み事を抱えていた。
相談したいのに言い出せない…。
円堂は少しシャイだった。


その為、誰かが自分の異変に気付いて話しかけてくれるのを待った…


のだが…。


円「何で誰も話しかけてくれないんだぁあああぁぁ」

風「うるさいぞ円堂!!」

円「あ、ゴメン…(なんで風丸?)」

ていうか円堂君、さっき風丸君に話しかけるいいチャンスだったのでは…?

円「……うわぁあああぁぁ」

風「だからうるさいぞ!!」

円「あ、ゴメン風丸!!」

風「ったく何度言ったら分かるのかしら?もう!!」

円(お母さん?)

とココで…

鬼「どうしたんだ円堂?最近叫んだり、ため息ついたり、ラジバンダリーして」

円「いや、ラジバンダリーはしてねぇや。てかこの深刻な状況でネタパクンなよ!!」

鬼「どこが深刻なんだ?」

円「でも聞いてくれてありがとな!この一ヶ月間、誰も話しかけてくれなかったんだ。」

鬼「一ヶ月間…!?円堂、お前嫌われてるな。」

円「言うなよ。」
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