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□夏祭り
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夏祭り
円堂、風丸、染岡、音無、木野は待ち合わせ時間に間に合ってきていたが、
吹雪と夏未は待ち合わせ時間をすぎても来ない
染「おせーな」
木「きっと準備にてこずってるんですよ」
円「なんの準備なんだ?」
音「なんの準備でしょうね〜?」
女子マネの2人は準備の内容を知ってるようだ
円堂が聞こうとした時、
真っ黒な長い車が、目の前で止まった
運転手が扉から出てきて、後部座席の扉を開ける
中には夏未と、よく見えないが誰かがいた
夏「ここまで来たんだから観念しなさい」
?「恥ずかしいよ!」
聞き覚えのある少し低い声
円「その声、まさか…」
円堂が言い終える前に、夏未が力いっぱい相手を引っ張り出した
全「「「「!!」」」」
そこには、
女物の、少し華やかな浴衣をまとい、
髪にはかんざしの代わりに花の髪飾りをつけている吹雪がいた
頬を赤く染めながら、
「どう、かな?」と聞く吹雪は、とても可愛らしかった
円「準備ってこれのことか」
風「カワイイ…」
染「…///」
音「カワイイです!吹雪さん!」
木「やっぱり夏未さんに任せて正解でしたね!」
夏「私にかかればこれくらいどうって事ないわ」
夏未、染岡以外の皆は、興奮しながらカワイイと連呼した
夏「さて、夏祭り行きましょうか」
全「「「「忘れてた!」」」」