大乱闘スマッシュブラザーズパロディ

□第4話
空ニ響ケ、ラッパノ音色
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アキヴァ「な…ちぃっ!何をするヘルベチアの魔女!」

カナタ「その名前は…………言っちゃダメだよ……ノエルちゃんの……一番のトラウマだもん………」

アキヴァ「貴様、もう意識が戻ったのか!?」

ノエル「…………カナタ………」

アキヴァ「ダークゾーンの力を自力で破り始めているだと!?」

カナタ「ノエルちゃん……一緒に帰ろう。クレハちゃんやフェリシアさん、リオ先輩がいるところに。」

ノエル「…………うん。」

アキヴァ「くそ、なんだ、なんなんだコイツラは!?」

カナタ「ノエルちゃん、タケミカヅチと私のラッパで…また演奏しよう!」

言い終わる前にラッパを取り出すカナタ、そして………



















カナタのラッパから奏でられるアメイジング・グレイスが海に響くのだった………


アキヴァ「ぐっ………なんだ……この音色は……仕方ない、ヘルベチアの魔女は諦める。だが妖となった静水久は貴様らでは戻せん、覚えておくが良い!」

言い終わる前に闇の光に包まれ消えるアキヴァ、そして同時に軍服の色が戻ったノエルがタケミカヅチから出てくるのだった…………


カナタ「ノエルちゃん!」

ノエル「カナタ……ありがとう。」

カナタ「ううん、大丈夫だよ。後は静水久ちゃんだね………」

ノエル「カナタ………一度戻ろう。」

カナタ「でも……」

ノエル「ボクはタケミカヅチの修復をしたいし……カナタも疲れてる……それに傷だらけ……だから行っても勝ち目は薄い………」

カナタ「……そうだね、一度戻ろう。」

ノエル「カナタ……タケミカヅチに乗って。送るから。」

カナタ「うん!」











そしてカナタとノエルは戻っていくのだった
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