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□風の強い日。
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「何ですか、リボーン」

フォンが後ろを向く。
リボーンは、目をそらす。

「・・・別に何でもねぇぞ」

「そーですか?私には何かあるように見えて仕方がないのですが」

「・・・・・・が」

「は?」

「お前が・・・退屈そうだから」

消え入りそうな声でリボーンは呟く。

「ありがとうございます」

フォンはにっこりと笑った。
そして、

「では、付き合って下さい」

「は!?」

― 風の強い日。―
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