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□風の強い日。
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「な・・・何言って・・・」

リボーンの頬が紅潮する。
フォンは、きょとんとしてこう言った。

「別に良いじゃないですか。買い物に付き合うくらい」

「あ・・・それも・・・そうだな」

こんな天然を前にして照れたオレが恥ずかしい・・・

リボーンの気持ちはつゆ知らず、
フォンは出掛ける支度をしている。

「貴方と出掛けるのは、久しぶりだ」

「・・・そうだな」

―昔はよく一緒に遊んだっけ・・・
遊んではコイツに蹴り入れられてたな・・・

リボーンはそこまで考えてから、身震いした。

「お前、何か企んでねぇか?」

「私が、何を企むって言うのです?リボーン」

「いや、気のせいだったみたいだ」

「そーですか」

「なにやってるの、2人とも」

「「げ」」
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