幻想異文録〜記憶〜

□漢祭!乙女祭!
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月影「勠剛の馬鹿ー!!」
勠剛「月影の阿呆ー!!」

柳「何事?」
将神「何でも勠剛の部屋からグラビアアイドルの写真集が出てきたらしい。」
麗奈「年頃なら持ってんじゃないの?煉も持ってんでしょ?」
煉「持ってるな。」
麗奈「私の胸じゃ不満かー!?」
煉「そうは言ってないだろ!つか理不尽だ!」
麗奈「どうせ私はまな板よー!!」

柳「あー馬鹿らし…」
将神「柳は俺が持ってたら妬くか?」
柳「別に。結婚してもアイドルに夢見る奴もいるわけだし。生活に支障きたさないなら何も言わないわ。」
雪「はあ…でも勠剛さん写真集買うお金なんてよくありましたね。」
柳「臍繰りじゃないの?」
美「お父さんもよく買ってくるよね。Hな漫画」
不幻「こら!」

狩天「むぅ…」
神炎「ふふ…」
狩天「まいりました。」
茨「流石。死神の参謀は格が違う。」

稲美「雫様!雫様は胸の大きい女性と小さい女性と標準な女性…どれがタイプですか!?」
雫「え?うーん…人並みかな…胸は関係無いけど。」
稲美「ほ…」

月影「私じゃ満足出来ないんでしょ!?だったら風俗でも行きなさいよ!!」
勠剛「そんな事言ってないだろ!!」

将神「アンタの弟進んでるな…」
柳「そうね。神炎、狩天ちょっと手伝ってちょうだい。」
神炎「何?」
狩天「何でしょう?」
柳「これなんだけどね…」
狩天「ふむ…」
将神「なあ柳」
神炎「これをこうすると…」
柳「成る程」
将神「柳…」
狩天「これに関しては茨か雪に…」
雪「呼んだ?」
柳「雪、これなんだけど…」
将神「柳!」
柳「何?」
将神「今夜は夏祭りだよな。良かったら一緒に…」
柳「そうね。これが終わったらね。」
将神「あ、ああ…」

麗奈「ぺったんこじゃないもん!着痩せするだけだもん!」
煉「いーや!ぺったんこだ!」
月影「どうせ標準ですよ!肩凝りしませんよ!」
勠剛「ああ標準だ!面白くも何にも無い!」

神炎「…」
雪「落ち着いてください!お茶が入りましたよ。」
勠剛「青汁だろ。要らね。」
月影「雪は黙ってて。」
煉「邪魔です。」
麗奈「話かけないで。」
雪「ごめんなさい…」

柳「…(怒)」
雪「柳さ〜ん(涙)」
柳「よしよし。」
神炎「(怒)」
太蔭「お兄ちゃん落ち着いて!」
神炎「うん。(怒)」
雪「ふぇぇ〜!(涙)」
稲美「ここは私に任せてください!」

稲美「お饅頭食べませんか?蒸したてですよ。」
勠剛「餃子の皮に砂糖塗り込んだだけだろ。要らね〜」
月影「ダイエット中だから稲美が食べて」
煉「天然娘はお呼びでない。」
麗奈「向こうで一人漫才してなさい。」
稲美「???(笑)」

稲美「駄目でした〜!てへ(笑)」
茨「仕方ない…ここは」
美「私が行く…」
柳「放っとけ。神炎、狩天、将神も手伝って。早く終わらせてお祭りに行きましょ。」
将神「おう。」

煉&麗奈&勠剛&月影「神器!!」

ぶちっ!!

不幻「今何か切れたな…」
神炎「撤退。」
一同「了解!!」



柳の声「喧嘩両成敗!!マキシマムキャノン!!!!」
神炎「工具及び木材用意。修復作業開始。」
一同「了解!!」



神炎in死神「都合良く変えやがって!出てきやがれ神炎!」
将神「荒れてるな〜…」

柳「大体胸があるとか無いとかグラビアアイドルの写真集だとかくだらないのよ!そんなにボインボインになりたいなら茨に聞いて」
勠剛「悲しくならないか?」
柳「弟思い…マキシマム…!」
狩天「落ち着いてください!これ以上は修復が…!」
雪の声「あ!金槌が!」

ゴチン!!

不幻の声「ぐはぁ!!」
美の声「お父さん死んじゃった〜!!」
将神の声「釘が折れたな…」
稲美の声「太蔭様?」
太蔭の声「薬莢で釘作れないかなって」
雫の声「式神!」
茨の声「肩凝っちゃったー」
狩天「修復も直に済みます。」
柳「はあ…」

数時間後

柳「何とか終わったようね…それじゃあ祭りの支度しなさい。」
茨「祭りと言えば浴衣ね!」
柳「三着しかないわよ。」
茨「こうしましょ。」



麗奈「で…」
月影「何で…」
煉&勠剛「二着しか使わない?」
柳「私が着ると万が一の時戦えないしね。」
茨「入らないしね。」
美「引き摺っちゃう…」



将神「昔の人間はよく考えたもんだ。浴衣…実に良い!しかし…」
管理者「これより先は男女別となります。近年犯罪が増してますので。」
神炎「そう…じゃあこっちに…」
管理者「そちらは男性の会場になります。」
神炎「だからこっちに」
管理者「お嬢ちゃん。呆けるような年じゃないだろ?」
柳「私はこっちね」
管理者「野郎はこっちだ!」
柳「私は女だ。」

柳は管理者の手を掴み女の証拠へ導く。

管理者「失礼しました!///」

神炎「成る程…」
煉「やるなよ。」
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