幻想異文録〜異妖編〜
現世(2108年)から百年前−
最も大きな大戦が起こった−
それは人間への教訓だといえよう−
失われた多くの命−
弱きを挫き強きは生き延びる−
それがさも当然となった人間−
上に立つ者は下を潰し自分だけ生き延びる−
結局人間は自分がかわいい−
誰もそこに倒れる弱い少女を助けようとしない−
同じ人間なのに人間は人間を殺す−
それが世界の現状−
だが人間は確実に自ら破滅への道を歩んでいる−
それに気付いているのは何人いるだろう−
幻想異文録と呼ばれる巻物とそれらを持つ神将と呼ばれる者−
これは、そんな神将の物語−
−白紙の巻物はこれから描かれる未来−
□表紙を開く
□解説を読む
□作者に感想を送る