友達と幻想入り

□11〜平凡な日常〜
1ページ/1ページ

あれからとくに変わったこともなく、日常はゆったりと進んでいた。
ふと、ルキは今までの現世の暮らしを振り返ってみた。
ルキ(前は友達と言えるやつが少なかったな…修学旅行でも背が高い割に存在感ない言われたしな…今の暮らしに満足している俺がいる。でもこのままでいいものなのか…親にも連絡せず…まぁ来ちまったからには、楽しまなきゃ損だしな。そういえば…早苗さんに呼び捨てされたことないなぁ…してくれるか聞いてみるか。)

と、そこに。

早苗「朝ごはんの支度ができましたよ。ルキさん。」
ルキ「あ、わかりました。わざわざ外までありがとうございます。今行きます。…あの、早苗さん?」
早苗「はい、何でしょうか。」

ルキ(この際だ…言っておこう。)

ルキ「どうせ年も同じくらいなんだしさ…さん付けなしでいいんじゃないかな?」
早苗「ん〜…それもそうですよね。わかりました!今度からはさん付けなしで呼びます!」
ルキ「うん、ありがとう。」
早苗「それで喜んでいただけるのなら、もちろんです。」
ルキ「それじゃ、いこうか。」
早苗「はい。」

その場を去った後、木の上にいた文は…
文「…大スクープの予感ですね♪」

ルキ:いやな相手に聞かれてしまった。
たぶん今頃号外が配られているだろう…
こりゃ大丈夫かな…内容によっては文に制裁を加えんと…

と思っていると、
文「号外ですよ〜!守矢神社に住んでいる、東風谷早苗さんと、居候のルキさんは恋b…」
ルキ「だまれえぇぇぇぇぇっ!」
うるさい鴉天狗に鴉天狗の弾幕をぶつけてやった。
文「えっ!?うわぁっ!!」

ピチューン

ルキ「よし、弾幕は今日も快調、と。」
文「ひどいです…がくっ…」

場所は移動して守矢神社の食卓。
みょん「さっき外がうるさくなかったか?」
パル「確かに。」
神奈子「あんたは寝てたでしょうが。」
パル「あ、ばれてます?」
諏訪子「当たり前じゃん。朝起きて二人とも挨拶くれたのに、パルだけなかったんだからさ〜」
パル「…ごめんなさい。」
神奈子「わかればよろしい。」
早苗「…ところで、あの〜見知らぬ方が1人…」
?「どうも、作者です。」
ルキ「あ、更新遅い作者だ。」
作者「みなまで言わないでください。」
みょん「何の用だよ。」
作者「…聞きたい?」
パル「うるせーよ、早く聞かせろよ〜」

ピピチューン!

作者「さて気を取り直して…」
全員(こいつ…鬼畜だ…)
作者「紫が…」
全員「紫が?」
作者「天則で負けた腹いせに私を無理やり幻想郷に引っ張ってきやがったんだよね〜…疲れた…」
全員(何とも紫らしい!)
作者「というわけで、だ。私の名前を決めてくれないか?」
神奈子「すぐに考えろと言われてもな…」

姿は容姿端麗…とはいかないが、ルキに負けないだけの背丈と胸のふくらみがある。とはいってもほとんど皆無だけど。

神奈子「…ちょっと待て。作者はルキじゃないのか?」
作者「そこは無視というわけで。」
ルキ「…まあ俺の女バージョンってとこか?」
作者「流石私。わかってるじゃない。」
みょん「ならお前昔使ってたラキアでいいんじゃないのか?」
ルキ「あ、それいいな。」
神奈子「うん。それいいな。」
諏訪子「私も賛成〜」
早苗「私もみょんさんの考えに賛成です。」
作者「みんながいいなら…よろしくお願いします!」
新しく仲間に入った「ラキア」は赤面しながらそう挨拶した…

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ