幻想入り(仮)3

□「紅魔戦争 外来軍VS紅魔軍」
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早朝
現「ん?朝か?」
レミィ「すーすー」
相変わらず、寝息が聞こえるほどの近さだ・・・
現「あ・・・」
指くわえて寝てる・・・可愛い〜
現「こういうところはホントに見た目相応の子供みたいね〜」
あ・・・しまった・・・この口調に慣れてはいけない・・・
現「ん? ・・・!?」
これ・・・俺の指か!?
現「な、なんでわたしの指をくわえているのさ!?」
レミィ「・・・ん?」
あ、起きた。
現「お嬢様!?なぜこんなことに!?」
レミィ「あ、ごめん」
レミリアが指から口を離す。
レミィ「寝ボケてたのかも」
現「勘弁してくださいよ・・・」
レミィ「謝っているじゃない・・・ほら、わたしにもやっていいから」
現「結構です」
レミィ「散々言っておいて、勝手な・・・」
現「少し驚いたくらいです。次からは気を付けてください」
レミィ「わかったわ」
現「さて、着替えを・・・」
レミィ「はい」
昨日と同じメイド服を渡される。
現「またですか?」
レミィ「こっちの方が可愛いからね♪」
〜移動中〜
迷「おはようございます」
フラン「おはよう」
現「おはようございます」
レミィ「おはよう」
紅魔館 大広間(宴会時以外は居間的な部屋の扱い)
朝食
パチェ「ねぇ現」
現「なんでしょうか?」
パチェ「この本を見てくれる?」
現「?」
パチェ「それを書いたのは使い魔よ」
レミィ「え?」
パチェ「もうこの世にはいないけどね。多分、主が死んだのだと思う」
現「これは・・・日記?」
パチェ「そうよ、なにかおかしいところはある?」
現「とくには・・・」
現「これがなにか?」
パチェ「使い魔になった者は、主と同じ能力・特徴を持つ」
現「あの〜?」
レミィ「それは知ってる。今、現に羽が生えているのも牙があるのもそのせいだもの」
パチェ「元々あったものが消えて主と繋がるということもあるのよ」
レミィ「え?」
パチェ「現は、自分の寿命を消し、レミィと命を共にしている」
レミィ「でも、それって使い魔なら・・・」
パチェ「これには、寿命の他に、ランダムで主と繋げるものがあると書いてあるわ」
レミィ「・・・」
パチェ「書き方が随分と曖昧だけどね」
レミィ「ってことは・・・」
パチェ「現にある物がなくなって、レミィと繋がっているということも有りうるってことよ」
レミィ「・・・」
パチェ「レミィ?」
レミィ「それって、現が現ではなくなるということにならない?」
パチェ「ああ、それはないわ。意識や記憶には影響はないから」
レミィ「そう・・・ならいいのだけど」
迷「調べたのですか?」
パチェ「書いてある」
現「・・・」
レミィ「そうだ、みんな聞いてくれる?」
パチェ「なに?」
レミィ「今日、全員参加の弾幕ごっこをしようと思うの」
フラン「面白そう!」
レミィ「一応だけど、ルールも決まっているから」
〜説明中〜
迷「不利www」
現「わたしもそう思う」
咲夜「人数では勝っていますが、実力では負けているかもしれませんね」
レミィ「だからこうやって分けたの」
迷「いいでしょう。やりましょう」
現「おいィ?」
レミィ「ルールの説明をするからみんな門前まで行って」
〜移動中〜
レミィ「行動の範囲は紅魔館周辺と館内よ」
現「つまり、館内での戦闘もありな訳ですね?」
レミィ「そう。それと、戦闘不能になるまで続行だからね」
迷「なるほど」
レミィ「現の場合は首が飛んだらアウト」
現「なにをやっても戦闘不能になりませんからね」
レミィ「後はだいたいスペカルールと同じで」
フラン「今から始めるの?」
レミィ「2チームが自分達の拠点を作るために5分時間をとる」
現「行きますか」
迷「ええ」
レミィ「わたし達も行くわよ」
〜各自移動中〜
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