友達と幻想入り

□3〜そして能力開花へ…〜
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みょん「はい。」
紫「んー…これはすごい能力ね。」
みょん「と…いいますと?」
紫「こういうことよ…」

いきなりみょんの目の前に弾幕が大量に発生した。
紫「これを避けてみなさい!」
そういうと高速で弾幕がみょんに襲いかかる。
みょん「うお…!」
みょんは放たれた弾幕をすべて避けきり紫の前まで進んだ。
紫「…予想以上ね…まさか本当に当たらずに私の目の前まで来るなんて…」
みょん「…何が起こった…?」
紫「あなたの能力は【弾幕に当たらずに敵の目の前で弾幕が撃てる】程度の能力よ。まさかここまで早いものだとは思わなかったけどね。」
みょん「…便利な能力だな。」
紫「本当よ。私も欲しいわー」
みょん「うはw」
紫「最後にルキだけど…」
ルキ「だけど?」
紫「…ちょっと…強力すぎるわね……」
ルキ「え?」
紫「……あのね、あなたはこの幻想郷にいるすべての人の通常弾幕がつかえるわ。」
ルキ「はっ!?」
紫「ただ…言えることは…誰かの使い魔にならなくちゃならない。だから…その能力は本当に怖いものなのよ。」
ルキ「…もしその能力を今の状態で使ったら?」
紫「…一気に歳をとってすぐに衰弱死よ。」
ルキ「そんなにか…こわいな。」
神奈子「…ならあたしの使い魔になるかい?」
ルキ「え?いいんですか?」
神奈子「ルキがいいならね。だけど…」
ルキ「だけど?」
紫「闘って、負けなければならない。あとそのあとに勝者の血を飲むこと。」
ルキ「…神奈子さん…大丈夫ですか?」
神奈子「…大丈夫だよ。さあやるよ!」
みょん「おおwリアルバトルかw」
パル「すげー」
紫「…」
ルキ「…よし勝負!!」
諏訪子「んー…神奈子大丈夫かなー…」

神奈子の周りから無数の弾幕が現れる。
神奈子「そら!どんどんいくよ!」
ものすごく速いスピードで弾幕が飛んでくる。
ルキ「うへー…やっぱリアルは避けにくいな…っく!」
ひとつ、またひとつ弾幕がかすっていく。
神奈子「この速く濃い弾幕を避けるなんてねぇ…こりゃ楽しめそうだねぇ。」
ルキ「はあ…はあ…つれえ…体力つけとくんだった…」
神奈子「これならどうかねえ。」
また速い弾幕が飛んできた。しかし今度の弾幕はさっきのよりかなり濃い。
ルキ「よっ…と…なっ!?」
さっきの速い弾幕の中に遅い弾幕が混ざっていたのか、いきなり目の前に弾幕があった。
ルキ「さすがに避けられない…!」
諏訪子「勝負あったかな。」
ルキ「がはっ!」
ドサッ
神奈子「…ルキ、あんた避けられたね今。」
ルキ「いや…今のは…無理だった…やっぱ…ゲームとは…違うな…」
神奈子「…まあ勝ちは勝ちね。さああたしの血…飲みな。」
ルキ「…はい。」
紫「…凄い霊力ね。これは…強くなりそうね。」
神奈子「早苗…絆創膏頂戴。」
早苗「もう持ってきていますよ。」
神奈子「すまないね。さあルキ…もう傷の痛みはないはずだよ。」
ルキ「…ほんとだ。さっきまでかなり痛かったのに…なるほど!これが神の力か!」
みょん「かもなー」
神奈子「ちがうよ。」
ルキ「ありゃまw…まあ神奈子さんありがとうございます。」
神奈子「いやいや礼には及ばんよ。あんたの弾幕が見たくなっただけだしね。」
紫「あ、注意事項ね。弾幕をまねるのは良いんだけど、リアルなのを見たことない弾幕は撃てないわよ。だから今撃てるのは私の弾幕と神奈子の弾幕のみね。」
神奈子「それを早く言ってくれ。」
ルキ「…強い弾幕でよかった。弱い弾幕じゃ何もできないしね。」
パル「うぉー!飛べたw」
みょん「あっ!?(゜д゜)」
ルキ「え!?」
紫「みょんとルキも飛べるわよ。」
みょん「じゃあ試しに…飛べたw」
ルキ「お、ほんとだ。」
紫「ルキは本当は飛べなかったんだけど、どうやら契約したときに飛べるようになったみたいね。」
ルキ「なんというオプションw」
神奈子「オプション言うなよ…まったく。」
諏訪子「…暇だなー」
早苗「あら、諏訪子様起きていらしたんですか?」
諏訪子「そりゃあんなドカンドカンいっていたら誰でも起きるよ…ふわぁぁ…」
早苗「それもそうですね。私たちは寝ましょうか。ルキさん、みょんさん、パルさん布団敷いておきましたからね。」
みょん「あ、ありがとうございます。」     パル「うおー楽しーw」
ルキ「パル…はしゃぎ過ぎ。」
パル「サーセンw」
神奈子「あたしも寝ようかね。」
ルキ「なら俺たちも寝るか。」
みょん「あいつはほおっておいて寝るか。」
ルキ「だなw」
パル「ちょっ俺も寝るよw」


紫「……ちょっと恐ろしいわね。神奈子がなんか考えそうだわ…まあ当分の間は大丈夫ね。それに弾幕コピーならさとりもやってることだし。
もし…大変なことになったとしても…たぶん大丈夫よね…あの子には未知なる力は教えていないんだから…あの力は…禁忌をも退けるかもしれない…ほかの2人も…ちょっと強すぎるわ……どうしたものかね…」
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