Snow White

□保育係争奪戦!
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次の日……




「〜♪」

「沢田君、朝から機嫌いいね」



朝から口笛を吹いているツナに、瑠璃華が尋ねた

するとご機嫌なツナが答える




「そりゃあご機嫌だよ!だって今日から、ランボに保育係がついてくれるんだ!」

「保育係?」



ツナから話を聞くと、昨日にリボーンからランボに保育係をつけるらしい

…リボーン君だってのが、ちょっとだけひっかかるけど




「そっか、よかったね!」

「うん!これでランボの世話をしなくてすむよ!あ、昨日は本当にごめんね…」

「いいよ謝らなくて!」



…そういえば、沢田君も放課後に集まるのかな?



そんなことを思いながら、瑠璃華はツナと一緒に通学路を歩いた



















時間はあっという間に過ぎ、放課後。リボーンの指示(?)通り、中庭に来た瑠璃華

そこには、なぜか獄寺と山本もいた




「あれ?獄寺君に山本君?」

「天草!」

「お、天草も呼ばれたのか?」




2人の話では、やっぱりリボーンに放課後に中庭に集まれと呼ばれたらしい

すると、リボーンが現れた




「ちゃおっス」

「リボーン君!」

「リボーンさん!」

「小僧、今日は何の遊びだ?」


「遊びもいーが、今日はツナのために集まってもらったんだぞ」

「…沢田君の?」

「なっ…10代目のため!?」



獄寺は急に顔を変える
"ツナのため"が効いたのだろう





「リボーン君、それって…?」

「おっ、主役の登場だぞ」



リボーンの声にみんなが振り返ってみると、ツナがこっちに向かって走ってきていた




「獄寺君、山本、瑠璃華ちゃん!それにリボーン!?」

「沢田君!」

「よぉツナ」

「じゅっ、10代目!」



ツナがこっちにたどり着くのと同時に、獄寺が駆け寄ってきた

同時に、山本も駆け寄ってくる




「10代目っ!オレにできることがあれば、何でも言ってください!この右腕がチカラになります!」

「水臭いぜー、ツナ!困った時はお互い様だろ?」

「えぇっ?」



いきなり2人からこんなことを言われて、テンパるツナ


え?何この状況!?保育係の話じゃないの?





「…リボーン君、これって」

「よく気づいたな。瑠璃華」




ニッと笑うリボーンに、瑠璃華も思わず苦笑い




…またなんかやるんだね。






 
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