駄文(歌)
□天体観測
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地雷亜との死闘後銀時は吉原に顔を出していない。
あれだけの怪我をしていたのだから当然かと月詠は割り切っていた。
しかしその直後に彼はやってきた。
「お〜い。月詠、居るか?」
「えっ!ぁっあぁ/ぃっいるぞ銀時。」
「なに慌ててんだこのヤロー。入るぞ。」
さっと襖が開き見慣れた銀髪が姿を見せた。
「ったく、なに慌ててんだよ。あっまさか銀さんがこないから寂しかったのか?」
「ったったわけ!そんなことはありんせん。」
そういいつつ下を向き頬を赤く染める姿をみて変わってないなと内心つぶやき、銀時は胸をなで下ろした。
「あっ忘れるところだった。月詠、星見に行かねぇか?」
「星?それなら見に行かずともここから見えるであろう。」
そういって月詠は窓を指さした。
「こことは比べものにならねぇよ。もっといいところがあるんだよ。お前今日非番だろ?行こうぜ月詠!」
「…主がそこまで言うのなら言っても良いが…」
「そんじゃ決まりだ。2時頃万事屋に来てくれ。」
そういって銀時はさっさと帰っていった。