駄文(歌)
□瞳の奥をのぞかせて
2ページ/4ページ
既に夜の明けきった空に微かに残っていた月も見えなくなっていた。
「やつは…ずるいのじゃ。」
いつも会う度自分の心を鷲掴みにされ、楽しませたら一人帰ってしまう。
もっと一緒にいたいのに…
会いに行きたいが百華とプライドが邪魔をする。
いつも待ち続けるしかないのだ。
「会いたいのう…」
こんなに想っているのだから来てくれてもいいのに…
ただ想うことしかできない自分にも腹立たしくなってくる。
やはり今日も来ないのだろう。
「誰に会いたいって?」
「!!////////」