駄文(長編)
□男はみんな無茶が好き
2ページ/4ページ
「あんた前はもっと強かったのに。」
「お前少しはましな動きができるようになったじゃねぇか。」
「ふっ。甘く見られちゃ困るよ。勝負はこれからだ!!」
古兵衛は前回を遙かに上回る強さだった。
さすがの銀時も驚いたが白夜叉の異名を持つこの男がやられてばかりな分けがない。
次第に銀時は古兵衛を圧倒していった。
「くっっ。やるなあんた。白夜叉の名は伊達じゃないな。」
「なめんじゃねぇよ。さっこれで終わりだっっ!!」
銀時は渾身の一振りを放った。
が、かわされた。
「なにっ!」
「ふっ。勝負はお預けだ。おっと。あんたが逃げちゃ困るからこの娘は借りてくよ。」
そういうと古兵衛は無理矢理月詠を担ぎ煙幕を発生させた。
「月詠っ!くっ!睡眠効果入りらしいなこれは…」
銀時はその場に倒れ込んでしまった。