涙で生まれた唄

□歪みだす世界
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この世界は笑顔で満ち溢れている
だけど僕にはこの世界が歪んで見える
僕の目が可笑しいのか。
それともこの世界のほうが狂っているのだろうか?
そもそも僕の世界の雲は紅く空は真っ黒
ニコニコ笑ってい人は必ず裏で何か言ってる
その人から声がするのだ・・・ここの声が
僕は少しづつ心が壊れていった。
君も心配してくれた。
僕は何度も死のうとしたが僕は君のことが頭によぎり死に切れない
クルクル回る・・。時が流れる。
人はいずれ死んでいく
永遠などはない
君は今どこにいるのだろう?
君はもう死んでしまった
僕ももう死んでいいのかな?
死ねるかな?
ラクになれるかな?
でも・・・もし
「死ねかったらどうするの?」
君ではない君が問いかける
僕自身は君を拒絶する
「死ねなかったら・・・迎えに来てくれる?」
僕はかすかな声でそういった
「分かりました。迎えに来ましょう」
君はニヤリと笑うと歪みの世界へ溶けて行った。

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