二人でひとつ!

□第6話
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ゼン「もう秋かー…」



ツナ「夏休みもあっという間に終わって何かさみしーなー」



山本「補習ばっかだったしな」



獄寺「アホ牛がブドウブドウって最近ウザくねースか?」




昼休み。



点々とした鰯雲に秋の訪れを感じながら、4人は例の如く屋上で昼食を取っていた。



するとツナに向かって何かが飛んできた。




リボーン「栗もうまいぞ」



ツナ「いだ! いだだ!! リボーンだな!」



リボーン「ちゃおっス」



ツナ「痛い痛い! 刺さってるー!!」



ゼン「(ウ、ウニ!?)」




リボーンの着ていたトゲトゲのソレは、隠密用カモフラージュスーツらしい(本人談)のだが、完璧に目立っていた。



その格好で木の上にいても、面白いくら注目の的になる事間違いなしだろう。




ツナ「ったく、学校に出没するなって言ってんだろ!」



リボーン「ファミリーのアジトを作るぞ」



ツナ「はぁ!?」




リボーンのいきなりの発言に戸惑うツナだが、他のメンバーはそうでもなさそうだ。




ゼン「なんか…楽しそうだね!」



山本「へー、面白そうだな。秘密基地か」



獄寺「アジトいーじゃないっスか! ファミリーにアジトは絶対必要っスよ!」



リボーン「決まりだな」




ツナ「(冗談じゃないよーっ。マフィアっぽくアジトなんて!)」



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