二人でひとつ!
□第4話
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「「「「お邪魔しまーす!」」」」
学校から帰って暫く経つと山本、獄寺、ゼン、トキの四人がツナの家に来た。
ツナ「(なんで獄寺君とトキまでいるの〜!?)」
山本「考えてみたら解るやついねーとおわんねーだろ? 獄寺がいたら百人力だぜ」
ゼン「ボクもそう思って姉さんを呼んだんだけど…ダメだったかな?」
確かに…と、ツナも納得する。
実際にこの二人、いつもトラブルを起こすもとなのだが、頭はいいのだ。
結局ツナの部屋では総勢5名という、部屋の大きさから見れば少し多いのではという人数で、勉強会が始まった。
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獄寺「そんでもってこーなるワケです」
山本「獄寺お前さっきからよー、教科書読んでるだけじゃん」
獄寺「なっ! てっ、てめーっ なめてっとブッ殺すゾ!!! ここに解き方は全部のってんだよ!!」
ツナ「ひいっ!」
ゼン「終わった! どう、姉さん! ここの問題あってる?」
トキ「アハハハハッ! んーどれどれ………間違ってるよ、アハハハハ!」
ゼン「…………姉さん;」
ツナの部屋にあがって数分後、ツナ、山本、ゼンの3人はそれぞれ机を囲み、獄寺から問題の解き方を聞いている。
そしてトキは一人だけツナのベッドに横たわり、マンガ(ツナの)を読んで爆笑していた。
獄寺「……………わかんねえ…」
ゼン「え? どうしたの?」
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