New StaR

□vol.3
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私、★★★ ☆☆☆……


誰も居ない一室にいるけど……
ドキドキは納まらなくて(もちろん恋してるドキドキじゃないですよ?)……いつメンバーの皆さんが帰ってくるかわからない中、社長さんに言われた通りにソファーに座って待っていた。



(やばい……足、痺れてきた……日本人だけど、正座苦手なんだよね。…あ、別に社長さんに正座しろってわけじゃないよ?自分からついついしちゃいました〜)



━カチャ━



『あ……来た!!』










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ジュンヨン『開いた…みんな中入って(新メンバー、何処にいるんだろ……やっぱりリビング?)』



グァンヒ『うんうん、いい感じぃ!!』



ヒチョル『へぇー、いいじゃ〜ん』



ドンジュン『早く部屋決めよう!!僕一人部屋がいい!』



ヒョンシク『いやいや、マンネが一人部屋とかないっしょ?僕だし!!』



ケビン『ほらほら退けて。お先〜一番乗り!!』





続々と入っていくメンバー。
ケビンヒョンが一番最初にリビングがあるだろう方へと向かった。



大概新メンバーが楽しみで最初に見に行ったんだろうな。



僕も入ろっ。
……ん?
みんな扉で止まってる。
新メンバー居たのかな…?



僕は近付き
皆の言葉に耳を傾ければ
やはり聞こえるのは
戸惑いの声だった。





シワン『だれ?』



ミンウ『誰かな?…あれ、僕ら部屋間違えちゃった?』



テホン『いや、それは……無いと思う。階の表示はちゃんと16階だったし…。ほかに住人いないってヨンギルヒョンも言ってたし。』





皆が個々に話し合いを始める中、リビングにいる新メンバーが
挨拶を始めだした。





『あ、あの!!は、初めまして!!僕は新メンバーのアイルです。よろしくお願いします!!』



メンバー(ジュンヨン.ケビン以外)『えっ!!?(はっ!!?)





驚き+不思議そうに見る僕たちとは対称的に新メンバー、アイルの声が部屋に響き渡った。



荷物もそのままで
僕とケビンヒョンはメンバー全員をとりあえずリビングに座らせ、アイルを僕ら二人の間に座らせた。





ジュンヨン『さっき言った通り、アイルは新メンバーだからね。』



ケビン『俺もジュンヨンも今、初めて逢ったんだけど、一応ヨンギルヒョンから話は聞いてたんだ』





少しざわつくメンバー達に僕とケビンヒョンは顔を見合わせ、アイルを見ると不安そうに下を俯いていた。



すると一人手を挙げ質問を投げかけてきた人物がいた、



ヒョンシクだった。





ヒョンシク『はぁーい、ヒョン達〜質問いい?アイルってさー……女?』



『…!!』



ドンジュン『あっ!僕もそう思ってた!!』



ヒチョル『……いや〜、男だろ。どうみても』



グァンヒ『そうだよ。髪も短いし、…ん〜でも、良く見たら肌すっごい綺麗』



シワン『…確かに綺麗かも。…でも、男だよ』





メンバー一同の視線が一気にアイルに集中すると、喋り馴れていないながらもゆっくり口を開いた。





『ぼ、僕は……男、ですよ。何を言ってるんですかー。皆さん、僕みたいな女性がいるわけない(あぁ……自分で言ってて悲しい…)』



テホン『……まぁー女性っぽい男なんて山ほどいるからね。…気にしなくていいかな?』



グァンヒ『女性っぽい男………シワニみたいに!?きゃあー



シワン『黙って!!仕種が女っぽいのはお前だろ!!グァンヒ。』



グァンヒ『きゃは☆』



ミンウ『(あぁ……なんかどうでもいいよ、そんなの。それよりも…)……っとにかく!!アイルを歓迎するとして…部屋割しよう!!』



ケビン『(良く言った、ミヌ!!)…よしっ、じゃあ何で決める?』



ジュンヨン『そうだなー…』





アイルについては一段落つき、次の評議は部屋割になった。
すると服を引っ張られそちらに視線を向けるとこちらを見るアイルがいた。





ジュンヨン『どうした?』



『あの……僕待っている間暇だったんでくじを作ってたんです。...良かったらこれを使って下さい』





差し出された10本の割り箸には1〜5の番号がふってあり、部屋を決めるにはもってこいだった。



僕とケビンヒョンは顔を見合わせてからにぃっと笑い、頷いた。





ジュンヨン『じゃあー、アイルが用意してくれたくじで部屋割決めるよー!』



メンバー『『はーい!!』』





そして僕らのくじ引き大会は幕を明けた。





vol.4
 

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