New StaR
□vol.8
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マネージャー『着いたぞー……お?………仲良く寝てるな…っけど、起こさねーと俺が怒られちまうからな。おい、おまえら〜起きろー』
『……んー……あ、ヒョン。着きましたか、すみません…寝てしまって…リーダー……』
ジュンヨン『………(Zzz…)』
『(かっ……かっこい、い……もともと綺麗な顔つきだとは思ってたけど、ここまでとは…。)』
マネージャー『こいつ寝ると中々起きないんだわ。……まぁー先に行ってるから起こして来てくれな。社長待ってるから早くな。』
『あ、はい。』
そういって居なくなったマネージャー。
残された私と寝たまま起きないリーダ-。
起こさないと………
社長待ってるし……
『リーダー、起きて下さい。』
ジュンヨン『ン〜……』
『リーダー?ムン・ジュンヨンさーん、起きて下さい…っ!!』
揺すった反動で傾いて倒れてきたリーダー。
今、リーダーは私のひ、膝に頭を!!
っ、ど…どうしようっ!!
セット崩れちゃ………じゃなくて…あー…どうしよう。
そうだっ!!
突っついてみよう!!
『失礼しまーす……』
先ずは、ほっぺから。
(あまり変わらず…)
次は頭。
(あ、眉間にシワ寄った!!)
次はどうしよう。
……………唇、良い形してる…
私はゆっくり寝てるリーダーの唇に触れようと指を伸ばし
それがいけなかった。
ジュンヨン『………アイル、おまえ、そうゆう趣味があったの?』
『……!?』(◎◇◎;)←今、まさにこんな顔(笑)
ジュンヨン『今すっごい顔してる(笑)……っと、ヒョンは?』
『………あ、もう先に行ってます。リーダーが起きなかったので起こして連れてきてって言われて……』
ジュンヨン『…そっか、………僕、ひざ枕してもらってたっけ?』
『あ、いや……起こそうと思って揺らしたら倒れてきたんです。』
ジュンヨン『あ、そうなんだ…ごめん。』
『大丈夫です。あっ、早く行きましょう。社長やヨンギルさんが待ってます。』
ジュンヨン『あ、そうだった。…よしっ、行こう。』
無事にリーダーを起こす任務を遂行した私は、乗ってたバンを降り、社長の居る一室に向かった。
途中、ヨンギルオッパにも会った。
オッパは安心した表情をする反面、私を見て眉を顰めた気がした。
話を聞くと先に社長に会ってきたらしい。
話の内容は……私とか。
なんだろ………何となく、嫌な予感がする。
→vol.9