story of P

□勢いも大切
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ちょっと… いや、かなり調子に乗りすぎたかもしれない
いくら今日が誕生日で祝ってくれる大切な人たちがいるからといって…

正直、流されたと思う




そんな自分を悔い改めるが事の始まりは約30分前




―――――――――





「やっほ〜シルバー!happy birthday!!」



「おめでとう!シルバー!!」



「いや、流石にいきなりは驚くだろう」





いやいや、グリーン先輩登場しただけでもかなり驚いてますよ。俺は


と、いう言葉を喉の部分で飲み込み内心吃驚しながら、同時に嬉しさを必死に隠しながら先輩2人と姉さんをジィ、と見つめた
その視線に最初に気づいてくれたのがやはりというか姉さんで、何故かにっこりと笑い返された





「シルバー16歳おめでとう!」



「ゴールドに続いて16歳おめでとう!」



「happy birthdayシルバー」



「あ、グリーンだけ格好付けた!」



「ちゃんと言う約束でしょ!」



「・・・・・」





グリーン先輩だけ同じように言わなかったのがいけなかったらしく姉さんやレッド先輩に色々言われている
2人に挟まれて色々言われているグリーン先輩は無言、柳に風?ギャロップの耳に念仏?といった感じだ
むしろ俺から見れば両手に花といった所だろうが・・・・

そして何を言っても無駄だと感じたレッド先輩は何か言うのをやめ徐にポケットから何かを取り出した
姉さんも、グリーン先輩もそれに気づき場所は違えどレッド先輩のように何かを取り出した





「ふぅ〜グリーンの所為で忘れるところだったわ」



「俺の所為かよ」



「流れ的にね」





レッド先輩にも言われ、グリーン先輩が不憫になってきたところで姉さんがいきなり抱きついてきた
・・・いや、別に嫌だとか言うわけじゃないんだ。むしろ・・・・って違う違う違う違うちg・・・





「私からの誕生日プレゼントっ!シルバーの役に立つと思うわよ」





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