story of P

□あいシテルって言ってみ?
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「っ!?」





ゴールドは無意識なのだろうが先輩であるレッドと同じように身を固くした
ゴールドからしてみれば耳に息が吹き掛けられているのと同じことなのだろう

そしてシルバーは続ける





「ゴールド、愛してる…
何度でも言ってやる。忘れられないくらいに、

愛・し・て・る」





ちゅ





「な、なななななななぁあ!?」





補足も一緒に説明しよう。
一語づつ言葉を区切り耳許で囁いた後、実際にキスしたわけではなくワザと声に出して言った





「ゴールド…」



「な、なななななな何だよ!!?」



「リアクション起こしすぎだ。負けだぞ」



「ついでにレッドもな」



「…………ぇ、………え?」



「だから、負けだって」





レッドとゴールドはまたもや数秒間フリーズし、そしてイヤでもシルバーやグリーンの言葉を理解した
したといっても不満と怒りが交差しているようだ





「シルバーのアホ!ゲームにマジになんな!!」



「グリーンのばか!卑怯だ!!」





と、二人は叫ぶが叫ばれてる当の本人たちはどこか吹く風だ





「「いや、ゲームだろ」」





そう言い切り、シルバーとグリーンはそっぽを向いた
するとまたレッド達からの抗議の声が聞こえてきたが聞こえない不利を極め込んだ





「「(まぁ、本気だったけどな)」」





とは あえて言わなかった





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