story of O
□共通点
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Q みなさんに質問です。みなさんはダイエットしたことがありますか?
またはしたいと思いますか?
「…何これ」
「ノミ蟲にしてはまともな質問だな。なんか、質問に答えねーと帰れねぇらしいぞ」
「えー、面倒くさいー、まぁ しょうがないね。さっさと答えてさっさと帰る」
「つーか何でてめえがいるんだよ」
「臨静だからだよ」
「??」
「ま、それは良いとしてさ、キミたち誰?」
頭の上にクエスチョンマークを浮かべる静雄はさて置き、
臨也は空気のごとくにスルーされていたレッドとグリーンにもっともな質問を投げかけた。
「え?このタイミングで?」
「あえてのスルーで進んでいくのかと思ってたが」
「よー。セキ…いや、レッド久しぶりだな」
「静雄さん 久しぶりです」
「レッド、この人と知り合いなのか?」
「そうだよ。ひょんな事から知り合ったんだ。でも会ったのは2ヶ月ちょいぶり」
「だなー、ちょっと背ぇ伸びたんじゃね?」
「やった!勘違いじゃなかったんだー」
「ちょっとちょっと!俺を放置してなに話進めてるのさ」
「「「(真面目に忘れてた)」」」
「兎に角、さっさとあの質問に答えちゃいなよ。因みに俺はした事無いしやろうとも思わないよ。
意味ないからね。太らないし」
「一部の女性から殺されそうなセリフだな」
「ちょ、うるさい。そこのウニ頭」
「無視)俺は思ったことないな、昔は師の所にずっといたし」
「あー。シジマさんの所ね。ずっとハードな運動続けてたようだし」
「そのおかげでお前より体力ついたがな」
「………ちょっとねっ!」
「で、レッドはダイエットとかしようとした事あんのか?」
「んー、オレはないかなー。だってダイエットって忍耐力がいるでしょ?我慢するの嫌いって言うか苦手なんだよね」
「あぁ、なんかそれ分かる。我慢しようとはするんだけどなー」
「………………俺さ」
「どうしたそこの全身黒」
「忍耐力って面なら俺かなり頑張ってると思うよ」
「それは同感」
「ていうか、いつも我慢してるしね」
「なのにその原因は何もわかってないからタチが悪い」
「え?グリーン何の話?」
「何言ってんだお前ら?」
「「はぁーーーー………」」
臨也とグリーンはよくわかってない自分の恋人にまたまた悲しくなって深い深いため息を吐いた
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