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□正座怖い、スイマセン
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「先輩〜!しりとりしましょ!!」
「・・・・・は?」
弾ける様な笑顔で言い切ったゴールド、
そして、言われたレッドは今日は特訓の予定もバトルを申し込まれてる訳でもなく、つまりは暇を持て余している
もちろん断る理由はない
「別にいいけど・・・」
「やっりぃ!」
「んでも、二人だけじゃつまんなくない?」
「では、俺も加わろう」
「「!?」」
レッドとゴールドの間に突然現れたグリーンに二人は驚きのあまり言葉を失った
それを、当の本人は気にせず寧ろ何を驚いているんだ。と、いう顔でいる
「突然生え出てくるんじゃねぇッスよ」
「何時の間に・・・」
「気にするな」
「そういえば、グリーンもしりとりするんだよね?」
心臓に悪いグリーンの登場に跳ねた心臓を落ち着かせながら、グリーンに問いかけた
「あぁ、ルールは勿論パス無しで練習無しでいい」
「言ってくれるじゃないッスか、UNI先輩・・・
勿論、俺もパスも練習も無しでいいッス!!」
「凄いやる気だね、二人とも」
グリーンとゴールド達が放っている雷に気付かないまま、ほわんとした笑顔を見せるレッド
そして今、『UNI先輩』という言葉に突っ込む者はいなかった
「もし、負けたら・・・その場合はどうするつもりなんだ?」
「だったら罰ゲームとして一つ言うこと聞くってのはどうッスか?」
「簡単だし・・・うん、いいと思うよ
グリーンやゴーはさ、勝ったら何言うつもりなの?」
「・・・ノーコメント」
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