story of P
□ピーマンだって色々あるのです
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「本当ムカつくわ!!」
バン！ と机をたたきブルーが立ち上がる
その様子にイエローとレッドは目を丸くしてブルーを見つめ、
グリーンは奇妙な者を見るような目でブルーを見た
「ど、どうしたんだ？ブルー・・・」
「どうしたもこうしたもないわ!!」
「レッドにあたるな、何があったか知らんがとりあえず落ち着け、」
グリーンに制され渋々席へと座った
「それで・・・・どうしたんですか？？」
「・・・聞いてくれる？」
「というか行ってくんないと分かんないし・・・」
「そう、そうなのよ！すっごくムカつくことがあったのよ！！」
いまにも立ち上がりそうなブルーを苦笑いで抑えつつもレッドはブルーに話を進めるように言う
「・・・ピーマンってあるじゃない・・」
へぇ〜 ピーマンねー
へ〜・・・・・・ピーマン・・・
ピーマン
ピーマン
ピーマン
ピー・・・・マン・・・？
｢｢｢(………ってハイ!?)｣｣｣
ブルーの言葉に3人は心のなかでツッコんだ
そして、早く終わらせてしまおうという気持ちが合わさりお互いの顔を見、小さく溜め息を吐いた
ブルーはそのまま続ける
｢ピーマンの色って緑でしょ？
パプリカ…って言ってもピーマンの仲間だからピーマンよ!!パプリカは赤と黄色があるでしょ？
じゃぁ…なんで青色のがないのよ!!?｣
どこで息を吸ったのだろうか?
と、思いたくなるほどに一気に吐き出した
｢なんだ、そんなことか。｣
｢そんなことじゃないわ!!｣
サラリと言うグリーンを睨み付け、ブルーは大きく息を吸った
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