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□疑問と少しの違和感
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「さっきは変な態度とってスミマセン、改めて・・・オレ レッドっていいます よろしく」



「よ、よろしく・・・・」





にこやかに自己紹介をするレッドに戸惑いつつも笑みを浮かべた
スッキリしたレッドとは対極に混乱しているような表情を浮かべる約二名と一匹から向けられている視線に気付いた





「ぇ、どうかした?」






一人と一匹、サトシとピカチュウに投げかけた質問に若干戸惑い気味のサトシが答えた





「あの、そのポケモンって・・・ミューツーですよね・・?」



「うん そだけど?あ、やっぱり珍しいんだね」



「や、そうじゃなくて!ロケット団によって造られた人工ポケモンミューツーですよね!?」





サトシの言葉にミューツーとレッドは驚きにより目を見開きサトシを凝視した





[貴様、何故それを・・・!?]



「ミューツー落ち着け、
サトシ、何でその事知って・・・?」





戦闘態勢を取るミューツーを今度はレッドが腕で制し、サトシに問いただそうとしたがいったん言葉を切った





「イヤ・・・そうなのか」





言葉を切ったレッドはあることに気付いたように数回頭を縦に振った
それの意味が分っていないサトシ達とミューツーはただただレッドに視線を向ける

視線に気付いたレッドは苦笑いを薄く浮かべゆっくりと説明を始めた





「まず、ミューツー ここはオレ達のいた時空じゃないから何があっても可笑しくないんだろ?」



[あぁ]



「じゃぁさ、事実は少し違ってもオレが体験したことをサトシも体験してても・・・可笑しくないよな?」



[・・・かもな、]



「え、ちょっと待ってください!オレ達全く理解できてません!!」





また二人(一人と一匹?)で話が完結してしまいそうなのに気付き、いそいでレッドに質問をぶつけた





「[俺等の時空]って何なんですか??そもそも、レッドさんたちはこの世界の人間なんですか!??」



「あ〜、尤もな質問だね 別に秘密にしてるわけじゃないし説明していくよ
まぁ、信じるか信じないかはサトシ達の自由だけどね」








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