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□だって心配だもの
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ピカ達を見送った後、暑さによりべた付く体と髪の毛を取り除くため風呂へと向かった






シャー、とシャワーの音が風呂の中で響く

レッドはグリーンとの約束で切っていない艶のある胸の辺りまで伸びた髪の毛を丁寧に洗っていく
いつもは跳ねている前髪も水分を吸って垂れ下がっている
大分体からベタつきが消えてスッキリしてくる





「・・・・・・ん?」





レッドは自分の胸に視線を向ける
まさかと思い手で触って確認もしてみた





「ぁ・・・・また育ったか・・・」





大きさにしてCの後半ほど、レッドはそれを見て少しむくれた様子で己の胸を見ていた
やがて、諦めたように溜息を吐きそれを忘れるかのように頭からシャワーを浴びた



数分後、風呂から出たレッドはタンクトップとブラ(胸が垂れるから付けなさいとブルーに言われた)とショートパンツを穿いて台所に向かった

台所に置いてあるイスにもたれ掛かり今日の予定を考えた





「(ん〜、今日なにしようかな・・・・
昨日フルで修行したし、ブルーと買い物・・・って気分でもないしなぁ・・・あ、そだ!)」





レッドは何かを思いついたかの様にパッと顔が明るくなった
思いたったら即行動のレッドはご機嫌でエプロンを身に纏いキッチンに立った


事前に買ってあった卵にウインナー、キャベツ、モヤシ、鶏肉、サニーレタス、
そして育てたプチトマト等を用意し、調理に取り掛かった




卵を片手で割り醤油と砂糖を入れて掻き混ぜる
ジュワァと弱火で熱された正方形のフライパンに手際よく焼き、巻いていく

数分後には色、形の良い巻き玉子が完成していた





「〜〜〜♪〜〜ん、よし、完璧!」





それを同じ大きさに切り、大きめの弁当箱に詰めていく



それと同じように次々とおかずを作っていく


キャベツとウインナーを切りモヤシと一緒に炒めてモヤシ炒めを作り、
少し残ってしまったウインナーはタコさんウインナーに。
鶏肉は一口サイズの大きさに切り、油で揚げてから揚げを作った。



レッドは作ったものを一つ一つ丁寧に弁当箱に詰めていく
そして、最後に簡単に手で千切ったサニーレタスの上にプチトマトをいくつか載せて弁当箱の蓋を閉めた











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