短編小説

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*捏造過去話


━お日さま園・過去


「ふうすけ!行こう!」

そう叫ぶは幼き南雲。
少し後ろには凉野が居る。

その更に後ろには赤髪の少年が手を伸ばして

「待って、はる…っ、ふうっ…」

「うるさい!オレらはお前となんか居たくないんだよ!」

「昨日も父さんと2人で出掛けたろヒロト」


ヒロトと呼ばれる少年は
ぴた、と立ち止まる。


「…ごめん、なさい」




2人の少年はチラ、と横目でヒロトを見ると行ってしまった。


「行かないでよ…っ。一緒に遊んでよぉ……」

クスン。












「オレ、あいつ嫌いだよ。何でいっつも父さんはあいつをヒイキするんだ」

「はるや…」


僕、知ってるんだ。
ヒロトが父さんにヒイキされてることも。


…あいつが一番可哀想ってことも。





「どうした?ふーすけ」

「…何でもない、よ」











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よく分からんティー!


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