短編小説
□女の子のデート!
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「ねぇねぇ!風丸!どう、これ!」
ひらひらと1着のワンピースを手に持って緑川は風丸に見せた。
薄い黄色の、可愛い清楚なワンピースだった。
クス、と風丸は笑う。
「ヒロトが好きそうだな」
「なっ!ち、違うよ!」
ギクリ、と効果音が聞こえそうなくらい緑川の反応は分かりやすかった。
「まぁヒロトはワンピースじゃなくて緑川が好きだけど」
フフフ、と風丸は優しい瞳で緑川を見る。
ポジションは
綺麗な先輩と
可愛い後輩。
緑川も負けじと反論した。
「豪炎寺だって風丸が大好きですけどっ」
「あはは…あっ!このズボン可愛いっ」
「パンツって言ってくれない?てかまたロング〜?こっちのショーパンにしなよ」
そう言って緑川が指したのはジーンズ生地のショートパンツ。
それも15センチギリギリあるくらいの短いもの。
「なっ、ヤダよ!
「ヤダ、じゃないよ〜!いっつも色気0な格好しかしないんだから!豪炎寺に一泡吹かせてやろうって!」
風丸はいつもロングパンツ、それかロングスカートしか穿かない。
豪炎寺はいつも可愛い可愛い言って居るが、もし風丸がこんな格好をした時の反応が見たいのだ。
風丸は急に弱気になり、小さく話し始める。
「だ…だってさ……こんなの下着と対して変わんないじゃん!」
「豪炎寺、余計風丸を好きになっちゃうかもよ?」
「そ、そうかなぁ…。じゃあ緑川もそのワンピ買えよ」
「分かった分かった」
2人はそれぞれ服を買って、そのまま来て帰っていった。
*お日さま園の場合
「お帰り緑川。風丸ちゃんとのデートは楽しか………!」
「た…ただいま、ヒロト!」
みるみる基山の顔が赤くなっていく。
「どうしたんだい。今日はいつもより可愛いんじゃない?」
「えへへっ…ヒロト好きかなぁ、って思って」
「…もう!可愛過ぎ!」
*豪炎寺家の場合
ピンポーン
「はい、どなたで…なんだ、風丸か」
「ご、豪炎寺……あ、あたしを見てみて……」
「かかかか風丸ぅーー!!」
「豪炎寺、鼻血!!」
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HP0だから
もう許してー!
リクエスト
「豪風、基緑の風丸緑川デート話」
うーん
石は投げないでね。
ごめんなさい!