向日葵-HIMAWARI-  *完*

□雪柳-YUKIYANAGU-
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あたしたちはクラス表が張り出される校門へ行った。
男子がいて前なんて見えない。

『う〜・・・。』

『柚梨見えるか??』
がもりが少し心配そうに言った。

『ううん・・・全然見えないよ・・・。』
きっとがもりも見えてない。
いくらあたしより背が高くても見えるはずが・・・。


「あ・・・」

『うん?』
あたしは後ろから聞こえた声の主を見た。

早瀬だった。
あたしは何もなかったように前を向いた。
早瀬たちの軍団も見て教室へ向ったあと、
あたしたちはクラス表を見た。

『ん〜・・・あ!見えた!がもの!』

『お!どこだった??』

『がも2組!!』
2組の女子一番上に石ヶ森春樹と書いてあった。
あたしは自分の名前を一生懸命探した。

『ん・・・あ!あったあった!!』
あたしは自分の名前を見つけた。

3年2組。
まさかのがもりと一緒。
42番のところに佐藤柚梨と言った。

その次に早瀬の名前を探した。


『あ・・・』
早瀬の名前があったのは・・・
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