乙女な夢

□信じることは大切なこと?
1ページ/3ページ



ある学校のあるクラス

零舞は5時間目の化学の時間に睡魔と戦っていた


(うむむ…5時間目に化学とかイジメだよね…ちんぷんかんぷんだし!)



“こく…こく”


零舞は限界に近づいていた

(もう…ダメかも…寝よう…)


零舞は眠ってしまった


―――――――――






「ここをこうすることでこうなり………おやー?寝ている方がいますねー」


化学担当教師 レインは寝ている零舞を見つける



「零舞君? 零舞君!」


レインが零舞の近くに行き呼びかけるが零舞が起きる様子はない



「ちょっ!零舞、起きなって!」


隣の席の子が零舞の体を揺さぶる



「ん〜、うーん?ふぁぁ」


さすがに起きた


「あれ?授業終わったの?」


「零舞君 おはようございますー 授業はまだ終わってませんよ」


「あっ、レイン先生…あの…おはようございます…」


「気持ちよさそうに寝てましたねー そんなにボクの授業つまらなかったですか?」


「いや…つまらないわけでは…少し分からないだけで…」


零舞の声は後半かなり小さい声になっていたが、レインにはしっかり聞こえたようだ

レインさん、口は笑ってるけど目が笑ってないです…



「わからない、ですかー なら、放課後残ってくださいー 教えてあげますから」


「え…それって…補習?」

「そうともいいますねー」


「嫌だー!!(泣)」


零舞よ、自業自得だ…



「放課後、化学準備室で待ってますから」


「うう…イエッサー…」





時はすぎー 放課後になりやしたー



「じゃあね、零舞 頑張って!」


「うん…じゃあね」


友達と別れ、零舞は化学準備室へ







次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ