祝!

□除夜の鐘が聴こえる
1ページ/11ページ






除夜の鐘が聴こえる






「ハツモウデ…」

「そ。カタカナで言われるとピンとこないけどね。新しい年の始まりに神様にご挨拶に行くことだよ」

「そっそんくらい知ってるってばよ!でも…あの…オレ、用事あっから…」

「大晦日の夜中に?」

「…あるんだったらあるんだ!」

カカシから初詣のお誘いを受けたナルトは、必死にお断りの言い訳にならない言い訳を並べ立てたが、カカシに笑顔でかわされてしまう。

「でもオレ…」

初詣は苦手だった。
初詣だけではなく、ナルトは人が集まる場所が怖かった。



 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ