ワンピース
□日記小話1〜10
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エースは悩んでいた。いつも使わない頭をフル回転させて、一つの事を考えていた。
「どうしたんだ、エース。そんなに険しい顔して。」隣の席のキッドが声をかけてきた。
「キッド…。」
「ぁン?」
キッドは眉のない眉根にしわを寄せた。
「どうやったら、美術のギャルディーノにバレずにあそこの果物食えるかな?」 「知るか。」
「そこの二人、ちゃんと手を動かすガネ!」
この後、エースのあまりにデカイ腹の虫がソロで歌い始めたため、ギャルディーノは仕方なくバナナをあげたらしい。