捧げ物
□200キリリク、甘楽へ 「獣耳話でギルオズ」
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「ねぇ…ギル?」
扉に鍵をかけると、オズは俺に微笑んできた。
「俺…今、猫だけどさ…嫌い?」
オズは悲しそうに俺を見上げてきた。
「そ、そ、そんな事あるわけない!!」
俺はそう言って、オズにそろそろと近寄り、オズの頭をぎこちなく撫でた。
オズは気持ち良さそうにしている。…本当に猫みたいだ。
「ギル、見て見て!」
オズはパッと俺から離れた。
「ニャン!」
満面の笑みでそう言った。顔に熱が集まってくるのが自分でも分かる。
オズはニコニコしたまま、俺の後ろに回って、しっぽにじゃれ始めた。
「お、オズ…。」
「ねぇ、ギル。…構って!」
オズは俺に両手を広げた。
…………
その後の事は想像に任せる事にする。
(おまけ)
「ありがとね、シャロンちゃん!こうでもしないと、あのヘタレはダメなんだよねー!」
「ウフフ…。また何かありましたら、お手伝いいたしますわよ。」
[後書き]
ごめん、甘楽…。君の想像に任す(笑)
ヘタレは私だ(笑)