狂犬柴犬〜人に成れない俺を愛して〜

□1〜10章
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1章 『一応挨拶』





和「狂犬柴犬リニューアルという事で…はじめましての方も居るかもしれませんね。私は双宮 和(フタミヤ カズ)と言います。よろしくお願いします」

葵「…(キラキラキラキラ)」

和「…何、キラキラしてるんです?」

葵「え?和が読者さんにちゃんと挨拶したところ、初めて見たから?」

和「…オマエ、それは忘れてるだけだよ。昔はちゃんと挨拶してたよ!(ボコーン)」

葵「Σな…殴ったぁあ!殴られたぁあああッッ!!」

勝「予想通り、挨拶から躓くのな…俺ら」

和「ま…まだ躓いたと断定するのは止めてもらえます?」

勝「いや…もう止まってるし」

和「だったら挨拶続ければ良いじゃないですか。はい!」

勝「お…俺?俺は花坂 勝(ハナサカ マサル)で…」

和「はい、次!」

勝「Σえええええ!?自己紹介、名前だけ!?」

和「狂犬柴犬のキャラクター、何人いると思ってるんです?」

勝「いや…詳しくは知らないな…」

和「23人です」

勝「…そんなに居たっけ?」

和「名前だけとか、今まで別サイトに載せたスピンオフにのみ出てる人とかも合わせてですけどね」

勝「そ…そうか」

和「まあ、主要メンバーさえ押さえておけば、他のキャラなんてどうでも良いかもしれませんけどね(キパッ)」

勝「いやいやいやいや、ダメだろ。今の言葉、色んな意味でダメだろ!」

和「だいたい、もともと“狂犬柴犬”は、狂った性癖の私が繰り広げる激裏小説だったのに、気付いたらこれですもん」

勝「またざっくりと分からない事を言ったな」

葵「俺…自己紹介すらさせて貰ってないんだけど。自己紹介させてくんないの?」

和「させません(キパッ)」

葵「Σえええええ!!?」

和「だいたい、当初の予定で葵ちゃんなんか出番どころかキャラとしても使う予定無かったんですからね」

葵「本当だったとしても酷い…。酷いってぇ〜(めそめそ)」

勝「か…書きだした当初はな。書きだした当初は俺達も書く予定無かったからな。この作者」

夕紫「俺達…って言われたって読者が“俺達の達って誰のこと?”ってなるぜ」

勝「あ…そうか」

夕紫「計画性のネー『狂犬柴犬』リニューアルの為の説明してんナー」

和「それは作者に文句を言って下さいよ。私達が計画性のあるキャラクターだったとしても、作者がこれなんですから」

夕紫「言えてンな」

和「夕紫君も自己紹介したらどうです?」

夕紫「…俺、和に夕紫君とか言われたの初めてじゃネー?」

和「じゃあ、クロネコは早く名前でも言えば良いんじゃねぇの!?」

夕紫「シバイヌ舐めんな」

和「…俺、クロネコにシバイヌって言われたの初めてだと思うんだけど?」

夕紫「うん、初めて言った(テヘッ)」

和「何、可愛く言ってんだよ」

夕紫「えっと、俺は潤井 夕紫(ウルイ ユウジ)で…クロネコって言われてる由来も話したホーがイーのか?」

和「それはまた、後にしましょうか。私、まだポチの紹介もしてませんし」

勝「チーフの事、ポチって呼ぶ設定…生かし続けんの?」

和「…一応、私の飼い犬ですから」

勝「そ…そう?だいいち、その設定、俺達の名前が無かった頃の設定じゃん。いらないんじゃないの?」

和「…そうかもしれませんけど」

勝「どうするんだろうな…和や夕紫は俺達の世界で“シバイヌ”や“クロネコ”って呼ばれてるから、その名前を引きずってるけど、正直、チーフの“ポチ”とか葵ちゃんの“オウム”とか要らないんじゃないの?」

和「葵ちゃんの“オウム”っていうあだ名、定着する前に名前が決まっちゃいましたもんね」

葵「俺…まだ自己紹介してないんだけど。自己紹介して良い?」

和「ポチ、ほら読者さんに挨拶しなさい」

葵「Σ無視!?完璧無視!!?」

羽琉「…俺、伴野 羽琉(ハンノ ハル)」

和「羽琉は無口な性質なんですよ。ほら、もっと読者さんに何か言えば良いのに」

羽琉「………特にねぇ」

和「困った人ですねぇ…」

葵「ハーイ!ハーイハイ!俺なら沢山喋るよ!喋っちゃうよッッ!!」

和「オウム五月蝿ぇ」

葵「オウムなんて呼ばれた事、本当に無いから!無いんだからッッ!!もう、俺を飼い始めた頃には名前設定あったから、コードネームとか全然意味なかったじゃんッッ!!」

和「作者もあれだけ頭を悩ませて、アナタが動物なら何が良いかって考えたのに、馬鹿ですよねぇ(ケラケラ)」

勝「コードネーム…懐かしい!」

夕紫「俺らのモデルの動物イメージで呼び合うってユー苦肉の策だったんだよな。激裏小説だから、俺らのモデルのファンの人達からのバッシング怖さに名前は出せない…とか怯えてたんだよナー、作者が」

和「その頃は強制非公開の恐ろしさなんて知りませんでしたもんね。作者が。ただただ、私達のモデルの方々のファンの恐ろしさに怯えて名前なしで書きだしたんですよね」

勝「ナマモノのファンの怖さは他のサイトで知ってたから、特に俺らのモデルのファンは恐ろしいって知ってたんだよな」

和「この話、登場キャラクターが全部、某事務所の人達がモデルですもんね。ナマモノ扱ってる同人を読んでる方や、同人活動してる方なら確実にぶち当たる/J/禁/ですもんね」

勝「その用語すら検索恐ろしさにスラッシュ入れたよ(笑)」

和「当然ですよ(笑)」

夕紫「『狂犬柴犬』スタート当初は、本当にイメージも偏ってたし、モデルにしてた奴らの事も、あんま知らネーしで、酷かったよナー…」

和「夕紫君の喋り方も、始めた当初のイメージをずっと引きずってますもんね。本当の所、作者もカタカナ変換読みづらくて失敗したとか思ってた時期もあったみたいですよ?」

夕紫「俺ら、何気に長ゲーもんな。もう俺のこの喋り方も定着したけどな。作者的に(笑)」

勝「読者さん的には、未だに謎かもしれないよね。夕紫の独特の喋り方。夕紫のこの喋りも、名前を表記できなかった時代、どうやってキャラの見分けをするかで決まったんだもんな」

和「私なんか、ひたすら敬語ですよ。私のモデルの人、こんなに敬語ガチガチな喋り方しませんからね。ときどきですよ。敬語使うの。結構、言葉遣い悪い人ですからね」

勝「チーフはモデルの人が無口だっていうおかげで、もう喋らせて貰えないし(笑)」

和「ポチのモデルの人は、本当に喋りませんからね。口を開くと言葉遣い悪いのも一緒ですし。けっこうモデルに忠実かもしれませんよ?」

夕紫「でも…モデルの人間の方が人間味あるんじゃネー?」

勝「確かに」

葵「…俺、まだ自己紹介もしてないんだけど。自己紹介してないんだけどぉおおおおおッッ!!」

和「っとに五月蠅ぇな。したいならすれば良いだろッッ!!」

葵「Σ横暴だ!横暴すぎるんだからねッッ!!」

勝「葵ちゃんに対する和の扱いも…書きはじめの頃のイメージ引きずってんだよな」

葵「和のモデルの人が、書き始めた頃、何かあるごとに俺のモデルの人に“オマエ帰れよッッ!!”って酷い扱いしてたんだよね。すぐ“帰れッッ!”だったもんねぇ」

勝「まあ、そんな思いで話より名前、言ったら?チャンスだよ?」

葵「あ!そうか!そうだよね!俺は日向 葵(ヒュウガ アオイ)葵ちゃんって呼んでねー♪」

和「おい、オウム」

葵「Σだから、俺、オウムって呼ばれた記憶ないって言ってるじゃん!言ってるよね?」

勝「…ところで、葵ちゃんって何でオウムなの?喋り方?」

和「夕紫君のモデルの人が葵ちゃんのモデルの人を動物に例えるなら?っていう質問に“オウムかなぁ”って答えてた記事をネット上で見つけて、それでオウムらしいですよ。世間的に全く浸透してる感じが無いですけどね」

夕紫「マジ!?」

葵「…ところで、そのコードネームって何?俺、正直知らないんだけど。全然知らないんだけど?」

和「もともと『狂犬柴犬』は短編小説だったんですよ。私と羽琉の話と勝さんと夕紫君の話で別々の物だったんですよ」

勝「それを、まあ、初期段階で長編に変えようって気に何故かなったんだよな」

和「名前なしの状態で長編書くなんて無謀なんですよ。行動や喋りだけでキャラクターを判断するなんて、正直無理ですからね」

勝「キャラ名をモデルの名前そのままで使う訳にもいかない。バッシングが怖かったからね。まあ、本当は、その当時、パラレル小説を書くのも違うと思ってたんだよ。作者が。モデルの設定そのままで小説を続けていくならどうするか。モデルのイメージ動物で呼び合えば好いじゃないか!っていう胆略な考えで“4人で集まってプレイをする間はコードネームで呼び合おう”って事になったわけ」

和「私のモデルの人は簡単だったんですよね。世間的に柴犬で統一されてましたから」

夕紫「俺もソーだよな。猫のイメージ強かったみテーだよな。色々な場所で黒猫表記してあったから、迷わずに黒猫になったんだよな」

和「私達二人は良かったんですけど…羽琉と勝さんのイメージ動物って、なかなか分からなかったんですよね」

勝「俺…栗鼠らしいんだよね。今は良く見るんだけどさ。でも、俺のコードネーム…兎なんだよな(遠い目)」

和「げっ歯類っていうイメージは浸透してたんですよ。でも、栗鼠って決まって無かったんですよね」

勝「で、後付けで兄貴が栗鼠。俺が兎になってんだよな。今は」

和「勝さんのお兄さんの話は、また後でしますけど、若干巡ってみて兎のイメージの方が多かったんですよ。勝さんのモデル=兎が」

勝「チーフはイメージ動物、巡らなかったんだよな」

和「作者の偏見で犬でしたからね。でも私も柴犬で犬でしたから、どうしようか…となって」

夕紫「犬の名前といったら“ポチ”だろ…でポチな」

和「犬の名前でポチなんて、そうそういないですよね…きっと」

勝「シロとかクロとかゴン太・チョビ・タロー・ジローとか」

夕紫「それも無くネー?」

勝「い…イメージだよ。犬の名前のイメージ!」

和「太郎・花子的な感じですよね。実際…無いですよ。大切なペットにポチ」

勝「ま…まあ、結局、話を続けてるうちにパラレル小説になっちゃって、そろそろ名前を別につけても良いかってなって、名前を募集して今の名前になったんだよな。俺達」

夕紫「期間的には長くて文章的には短い迷走期だったよナー」

勝「設定が激裏!だけだったもんな。しかも、一般的な激裏越えて激が何個ぐらいつく激裏だったんだろうな(遠い目)」

和「名前ができて、設定が出来始めた頃から激裏設定よりストーリー重視になっちゃったんですよね。その頃辺りでしたっけ?強制非公開になったの」

勝「どうだっただろうなぁ。とにかく葵ちゃんの回は酷かったよな」

葵「Σえええええ!!?たぶん、強制非公開になったの、俺の所為じゃないと思うよ!?俺の所為じゃないってッッ!!一番ダブーな感じするけど、最初の和とチーフのとか、ショッちゃんと…ショッちゃんと…あれ?」

夕紫「ンだよ」

葵「…俺…呼んだ事無い?」

夕紫「は?」

葵「…何て呼べば良いか…ワカンナイんだよね。わっかんねぇッッ!!!」

夕紫「…ソーなんだよな。名前を付けたのは良いけど、誰をドー呼ぶかで未だに迷走中なんだよな」

和「私も夕紫君の事、未だに何て呼べば良いのか決まってませんしね」

勝「和は俺を呼ぶのも実は迷走してんだよな」

和「…最近ですよ。勝さんで良いかってなったの」

勝「幼少時代はショッちゃんなんだよな。けど、俺と和が恋人を違えた辺りから何て呼ぶか考え中なまま、狂犬柴犬を閉めたっていう(笑)」

夕紫「俺も学生時代はショッちゃんで、会社に入ってから勝になったんだよな」

和「そろそろ、いったん〆ますか」

勝「え?」

和「きっと、そろそろ、この章がどこまで続くんだよ!って読者が思ってる頃でしょうから」

夕紫「まあ、前にあった本の説明の章だから仕方ネーよな」

和「説明する気がある様にはあまり見えませんけどね」

勝「ま、一旦ここで〆で、次の章は俺達の関係について話します」
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