短編
□バレた
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南十字島にあるシンドウ邸では、主であるシンドウスガタと皆水の巫女であるアゲマキワコの声が聞こえてきた。
「スガタ君、あなたには本当に好きな人と結婚してほしいの。」
「………?」
「だから私とじゃなくて…その……
スガタ君はタクト君と結婚してほしいの!!」
「は!?ワコ、君はいつから……
いつから読心術を使えるようになったんだ!?」
「やっぱりそうなんだ!!」
2人して叫びまくっている。
へくちっ!!
その頃、寮でくつろいでいたツナシタクトは何も知らずにくしゃみをした。