短編
□誕生日(ツナ)
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14日〜ツナ宅にて〜
ピーンポーン
「あ、獄寺君だ。」
ツナはドアを開けたら白い箱を持った獄寺が満面の笑みで立っていた。
「10代目!!誕生日おめでとうございます!!!」「あ、ありがとう。この為に来てくれたの?」
いつも喧嘩ばかりしているイメージの強い獄寺が普段は見せない笑顔で立っているので、ツナは動揺してしまった。
(獄寺君可愛いVv何この笑顔。今すぐ食べたい。)
獄寺の笑顔が、ツナの変態スイッチ(なんだそのスイッチ)を押してしまったようだ。
「?10代目?どうしたんですか?」
「あぁごめん。さ、中入っていいよ。」
「それじゃあお邪魔しますね。」
二人はツナの部屋へ向かった。
ついてすぐに、ツナは獄寺の持っていた箱について聞いてみた。
「その箱って何が入ってるの?」
「これですか?10代目の誕生日祝いです。」
獄寺は箱の中身を出した。
中からは、生クリームがふんだんに使われたショートケーキが出てきた。
「これ....いいの?」
「もちろんです!!10代目の為に持ってきたんですから。」
「そ、そう?じゃあ切ってくるから待ってて。」
ツナはケーキを切りにいった。
5分後、疾風の如くツナは帰ってきた。
「さ、食べよ。」
「俺はいいですよ。」
「何言ってるの。獄寺君が持ってきてくれたんだから、一緒に食べるんだよ。」
「でも「食べるよね?」....はい。」
ツナは獄寺の前にケーキを置いた。
「いただきます。」
「い..いただきます。」
二人はケーキを食べ始めた。
「おいしいね。」
「はい。このケーキ人気らしいんですよ。」
「そうなんだぁ。」
のんきに話をしているとツナはあることに気がついた。
「獄寺君....クリームついてるよ。」
「えっ、あっ」
ケーキのクリームが獄寺の頬についたようだ。
「取ってあげるね。」
「へっ、10..代目....んっ」
ツナはクリームを舐めとりはじめた。
「やっ...じゅうだい...め....」
「おいしいよ、獄寺君。」
二人でイチャついていると・・・