短編
□バレた
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Sideスガタ
なんでバレたんだ…?
俺はいままで通りワコともタクトとも接してきたはずだ…
なのに…何故俺がタクトを好きだとわかったんだ?
「ワコ、何故分かった?」
「何故って…フフっ、秘密vvそれより、早くタクト君に告白しちゃえば?」
「なっ…////」
柄にもなく赤面してしまったスガタ。
それもそのはず。
スガタはここ最近、タクトの事になるといてもたってもいられなくなる。
タクトがワタナベカナコやニチケイト等と話している風景を見ると、胸が苦しくなるらしい。
「私が手伝ってあげる!!」
「え?」
「明日、タクト君を学校裏に呼ぶからスガタ君は間ってて。タクト君が来たら告白して!!」
「はぁ…」
ワコの勢いは止まることなく、スガタは固まることしかできなかった。