【はちみつDROPS.】IF物語。
もしも"はちみつDROPS."がドラマで、
みんなが俳優だったら。
※名前変換はできません。
デフォルト名[イヴ]で固定。
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【撮影後の話 第五話ver】
「かわいい、こ…、あたしたち、のだいじな‥、むす、め……」
「うぅぅううっ、し、む…さ、‥しず、む‥さ、ん…!」
「なか…っな、いで、…ほら、‥わらっ、てちょう‥だい、…?‥、たしは、ぁな‥たの‥…わらった、かおが、すきなのよっ…」
「うっぅぅうっ、しずむ、さ‥、し、ん…ゃ、だっ‥しなっ…な、ぃでっ…」
「はい、カット!映像確認するからちょっと待っててー」
「イヴちゃん、大丈夫?しんどくない?」
「‥へ、…き、です、」
「…嘘つき、」
「んー?どーした、エース?」
「撮影、今日はこのシーンで終わりだよな」
「そ、これでラスト」
「サッチ、」
「はいはい、車まわしとけば良いんでしょー?」
「オッケーです!今日はこれでおしまい。お疲れ様でした!」
『お疲れ様でしたー!』
「イヴ、」
「す、っくん…?」
「着替え、手伝う」
「…ん、」
「マルコ、」
「わかってる、着替えたら合流するよい。サッチは?」
「車、」
「了解、イヴを頼むよい」
「……ほら、服脱げ」
「………すっくん、‥」
「…‥…」
「…おこって………る?」
「………」
「…す、っくん」
「………‥」
「…ごめん、なさ、い‥」
「何が‥、」
「…へーき、って‥がまん、した…」
「………」
「…ご、めん‥な、さ…、」
「……あんま、‥無茶すん、な」
「…ん、」
「平気とか、‥いうな。…余計に、心配なる、」
「…ごめん、ね、すっくん‥」
「わかってくれたんなら良い。着替えて、さっさと帰るぞ」
「ん、」
優しいお兄ちゃん。
「車に乗った途端に仲良く寝ちまったなー」
「イヴは泣くシーンばっかりだったし、それだけ疲れてたって事だろい」
「エースもずっと大人しく見てたもんな。あーいや、大人しくって言うより機嫌悪いから静かだったってのが正しいか」
「イヴに無理させたくないんだろうよい。ほんと、エースは良いお兄ちゃんだねい」
(あいつ、すぐに平気なふりするから兄貴である俺が見ててやらねェと)
(無理して笑わせたくねぇんだ)