短編
□かなわない
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ども。青学テニス部のマネージャー天音です。
今日はハロウィンだけど日曜日。
つ・ま・り。
学校へ行かなくてもいい→面倒なことが起こらない→一日中寝てられる。
夢のようじゃぁないですか(キラーン)
去年は平日だったこともあって、散々な目にあったんだよなぁ‥‥(遠い目)
ってことでおやすみなs‘ピンポーン’
チッ!誰か来やがった。
パジャマのままだけどまぁいいか。減るもんじゃないし。上にストールでも羽織っておけば寒くないでしょ(笑)
取りあえず、ストールを羽織って下に降りた。
‘ガチャッ’
「‥‥」
「やぁ!パジャマ姿の君も可愛いね。一枚撮っていいかい?」
そっこうでドアを閉めた。
今絶対に居ちゃいけない人いたよね。ってか何でここにいんの?
いや〜‥‥今のは幻覚だぁ。絶対不二(あいつ)じゃない。
アハハハ。私の目もとうとうおかしくなったかな。
「いや。そんなはずないよ。だって俺だって認識出来たでしょ。」
クスッと笑いながら言う不二。
ん?なんか勝手に入ってきちゃってるんですけど。 鍵閉めとけばよかったかもぉ(テンション下がるわぁ)
「いいじゃないか。天音は俺の彼女なんだし。」
なんか心読まれた(ガーン) はぁなんでこんなやつと付き合ったんだろう?
「君から言ってきたんだろ。付き合って下さいって。クスッ。そんな天音も可愛いよ。」
うわー黙れ。
絶対この人青学の陰の王だよ。
諦めよ。この人には抵抗すら無意味に感じられるよ。
「それが賢明な判断だと思うよ。ってことでtrick or treat」