駄文

□緑赤
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ふわふわ


お前の髪はふわふわ

でも触ると意外と滑らか
まるで指を滑るようにさらさらと落ちる





ふわふわ


お前の笑顔はふわふわ

触るとくすぐったいよって笑う
すぐ泣くけど、すぐ笑う





ふわふわ


お前の隣はふわふわ

あったかくて 柔らかい
触らなくても あったかい





ふわふわ ふわふわ



お前はふわふわ



初めて感じた柔らかいモノ





もし

いつか ふわふわが無くなってしまったら

俺は壊れてしまうかもしれない



ふわふわが

あまりに心地良くて

無いことが

あまりに寂しくて





ふわふわ





ふわふわ





ふわふわは

どうやって捕まえればいい?



俺は潰すくらい強く掴むことはできても

そっと掬うことはできないんだ





なあ

ふわふわは

どうやったら保てる?





ふわふわ





お前が目覚めたら

お前を抱き締めてみようか

お前に口付けてみようか

お前に抱かれてみようか





そしたらお前は

ずっとそばにいるのだろうか?

どこかに飛んでいかないのだろうか?





ふわふわ


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