ヨンスの徒然なる日記

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「ヒョン、おはようございます」

「… 」

「起きれますか?朝食の準備出来てますよ、行きましょう」

「… ん… 」

「あ〜 チャンミンおはよ〜 う〜っ良く寝た〜っ!」

「でしょうね、ヒョンに抱きしめて貰って寝てるんですから
ジュンスヒョンは別に寝ててもいいですよ、僕がジュンスヒョンの分も食べておきますから
さっ行きましょうヒョン、起き上がれますか?
クラクラしませんか?」


こうやってチャンミンがユチョンを起こしに来るのは日課だ
そう、ユチョンだけを

ちなみに分かってきたと思うがユノ→ジュンス→チャンミン→ジェジュン→ユノ…の順で、今日みたいにその日の夜が自分の番の時は特に上機嫌だ

4日に1度自分がユチョンの恋人でいられる日が来るようなものだから一分一秒足りとも逃したく無いのだろう


朝が弱いユチョンは少し朝食で腹が満たされて来た頃やっと口を開いた

「チャミ今日…帰り遅いんだよね…?
単独で仕事入ってて…」

「知っててくれたんですね!
はい、28時終わりです
長引くかもしれないしスタジオ遠いから帰るのに1時間はかかります…」

「先週も皆で仕事ハードだったからお互いすぐ寝ちゃったし…なんかごめんね」

「ヒョンが悪いんじゃ無いです、僕の都合ですし」

「順番…誰かに変えて貰う??」

言いながらテーブルに付き食事中のメンバーをちらりと見た

「だったら明日も僕の日にして下さい
今日が他の人に代わられるのは嫌です」

「だ…そうです…」

気を使いながらメンバーを見渡すユチョンに皆口々に答えた

「いいよ俺は別に〜ぃ」

「次が来るのが一日伸びるってだけでしょ?
そのくらいならね〜」

「俺も別に構わない」


ユノとジェジュンはお互いに処理し合えるから分かるがジュンスが真っ先に承諾したのは俺には意外だった
今朝まで味わってたばかりだからか??


「やった!じゃあ決まり
出来るだけ早く帰りますね、ヒョン
ヒョンは待たないで寝ててもいいですからね」

「ありがとうチャミナ」


どうやらチャンミンの要望は比較的通りやすいようだ

チャンミンがユチョンを好きだから自分達が関係を持っている事を多少なりとも申し訳なく思っているのだろうか?
それとも単にマンネに甘いのか?

まぁあくまでもチャンミンの要望は、だけどな
それ以外の奴の要望はチャンミンが即却下するから

そしてユチョン本人はと言うと愛されるのはまんざらでもないようでやはりチャンミンには甘い
だが何度チャンミンに告白されても他のメンバーを切りチャンミン一人に絞る事はしない

ったくユチョンもユチョンだがチャンミンもチャンミンだ
なんでこんな尻軽うさビッチがいいんだ??

そう、本当に…
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