夢小説 6

□口紅
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『その口紅、この前のか?』

淡いピンク色が、艶めく。
そんなオマエの唇を見て、言った。

「はい、この前 原田さんがプレゼントしてくれた口紅です」

『やっぱり、似合うな』

「ありがとうございます。嬉しいです」

照れつつ、ヘニャッと笑うオマエ。

『でも、俺以外の前でつけんなよ』

「え?」

『あまりにも似合いすぎてて、ついキスしちまいたくなっちまう。俺以外のヤツも、俺と同じ事思ったら、たまんねぇからな』

言いながら、その艶めく唇に 俺のそれを重ねた。


―終り―


【後書き】
Web拍手にUPしていたお話ですが、新しくWeb拍手にお話をUPしたので、こちらに移動しました。

最後迄読んでいただき、ありがとうございました。

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