夢小説 7
□アイツの姿が見られるのなら
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「ったく、学校が夏休みの間は、教師も夏休みにして欲しいもんだぜ。なぁ、左之」
『あぁ』
新八に同意を求められ、とりあえず返事をしてみたものの、教師も夏休みになっちまったら、剣道部のマネージャーとして毎日学校に来る、アイツの姿を見る機会が無くなっちまうじゃねぇか。
教師にも夏休みを…なんて、新八と同じ事を、確かに以前は思っちゃいたが、今はアイツの姿を見られるのを楽しみにしてる自分がいる。
アイツの姿が見られんなら、こうして暑い日を学校で過ごすのも、悪かねぇな。
―終り―