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[レス書込]
12/09(Thu) 21:52
カゼ大丈夫?
七海
大丈夫?豆っち。
では私も精のつくものを投下。
前回は和→澪だったから今回は和←澪。
和澪で髪の毛の話。
「澪の髪って綺麗よね」
「なっ……なな何を突然言いだすんだっ!!」
教室でぼんやりしてた時。
和のいつものように唐突な言葉にやっぱりいつものように動揺した。
自慢じゃないが褒められ慣れてないんだっ、と声を大にして言いたい位に。
人との交流が苦手なこの性格だ。
イジられたりからかわれたりするのには慣れてはいたものの、褒め言葉というものに大概免疫が無かった。
「黒髪ロングって憧れちゃうわ」
髪の一房を和が手に取る。
それにびくり、と反応する。
別に髪に感覚器官なんて無いはずなのに。
何故か直接肌に触られたように感じてむしょうに恥ずかしくて慌てて髪を取り返した。
「の、和は……っ昔からその髪型なのか?」
自分でも変に思う行動を取り繕うように、和に話を振る。
平常心だ。平常心を取り戻さなくては。
和はそんな私の様子を特に意に介する事無く、相変わらず穏やかに微笑みながら答えた。
「そうね。中学よりもっと前、小さい頃からかしら。髪を長くした事ないの。だから長い髪に憧れるのかもしれないわ」
「そうなんだ……。両親がショート派とか?」
「さあ?どうかしらね」
「和も伸ばしてみたらどうだ?きっと似合うと思うぞ?」
髪の色素が薄くて、さらさらしてて、柔らかくて。
私の髪とは大違いだ。
黒くて、直毛で、けっしてふわふわなんてしてくれない髪。
きっと和が伸ばしたらふんわりした綺麗なロングになるんだろうな、なんて思ってたら。
「ふふ、澪は優しいのね……お世辞でも嬉しいわ。私にロングは似合わないって思ってたから」
「そんな事ないっ絶対和のロングは綺麗だ。絶対だ!私の言う事が信じられないのか?」
今度は反対に私が和の髪の一房を手に取って、真剣な顔で訴えた。
私の真面目な顔に対して、柔らかい笑みを浮かべている和。
「ありがとう、澪。」
とても嬉しそうな顔をして、私の訴えを受け入れてくれた。
そのとたん恥ずかしくなる。
勢いで和の髪の一房を掴んでしまった事とか。
絶対綺麗だなんて言ってしまった事とか。
いや本当に本気でそう思っているけれど、本音を言うのってやっぱり恥ずかしい。
和の笑顔の目の前で「いや、あの、うん」などと唇をぱくぱくと動かしてから和から視線を逸らした。
ちょうどその時、教室の後ろの入り口から和に声が掛かった。
「和せんぱーい」
「はーい。またね、澪」
そうして和がスッと私から一歩下がり、入り口の方へ歩きだした。
私の手の中からするりと抜ける和の髪。
見れば和と和の後輩が入り口の所で談笑している。
和の後輩は和に憧れているのだろう、きらきらとした瞳を和に向けていて。
ああ、和はもてるんだなと思った。
なんとなく胸の辺りがちくりとした。何故だかわからないけど。
さっきまで和の髪を掴んでいた手が妙に寂しくて、自分の髪を一房手に取った。
それから独り言を宙に放った。
「和もロングにすればいいのに」
そしたらおそろいなんて柄でも無い事を思った。
……マーマーマー、イガラッパじゃなかったイガラっぽい時は南天のど飴がいいよ!
お大事に!
PC
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12/10(Fri) 07:36
↑……た○ごっちみてェ……orz
豆っち
いやもう大根生姜飴とか、のど黒飴とか舐めながら仕事だよ(笑)。
いやあ……、ホンマにえぇクスリやで、和澪(笑)。
あてちょっとで本調子に戻りそうさ!
サンキュー!
TS3R
[削除]
12/11(Sat) 13:35
ん、確信犯で豆っちって言ってる(笑)
七海っち
最近たま○っち三昧の日々でさ……ハハハ
良かった、体調回復してきたみたいでw
あ、ちなみにルハンとニコナミのサイトを今日閉鎖しましたのでLINKの変更をお願いしまーす!!
お手数かけてごめんーーーっ
今までありがとーv
これからもよろすくーvv
PC
[削除]
12/11(Sat) 23:43
子ダヌキも
豆ダヌキ
たま○っちにハマってるさ(爆)
リンクの件、了解したよー。お疲れ様でしたー(笑)。
これからもよろしくー(笑)。
TS3R
[削除]
12/14(Tue) 22:00
さんくす。
七海
リンクの変更ありがとう!
風邪ネタで、せっかくなのでマイジャスティスの唯梓で書いてみたよ!
「風邪とリンゴとリスと」
「いっしょにおでかけしたくても〜やっぱりおうちでおるすばん〜♪」
「……何の歌ですか」
「そんなときは、犬カゴ!私は犬。犬だワン。あずにゃん連れてって〜♪」
「唯先輩。風邪なんですから無理しないでください」
最近急に冷え込んだせいか、私こと平沢唯は風邪をひいてしまった。
しかもなんということでしょう。クリスマスパーティの日に。
学校はお休みでも軽音部の部室をつかえるようにと和を通して許可までもらったのにもかかわらず。
そのパーティに連れだって行く予定だったあずにゃんが私の枕元でかいがいしく看病してくれている。
優しいあずにゃんに甘えて八つ当たり気味にくだを巻いていた。
「うぅ。あずにゃんのいじわる〜」
「いじわるじゃないです。唯先輩が風邪ひくのが悪いんです」
「……ずみまぜん」
「ほら。今、リンゴ剥いてあげますね」
「わーい」
あずにゃんの手によりくるくる手際よく剥けていく美味しそうなリンゴ。
それが八等分にされてあずにゃんが私の口に運んでくれる。
「はい。あーん」
「あーん……むぐむぐ」
ん、美味しい。
たぶんそれはあずにゃんの優しさがプラスされているから。
風邪にリンゴ、それにあーんは鉄板だ。
クリスマスパーティに行けなかったのはとってもとっても残念だったけれど、こうして風邪ひいてあずにゃんに看病されるのも悪く無いかもしれないなんて思った。
もぐもぐ。あーん。もぐもぐ。
それを繰り返していたら、あっという間にあずにゃんの剥いてくれたリンゴは全部お腹におさまった。
「ごちそうさまでしたー!」
「はい。どういたしまして。……あ、唯先輩。口許に」
「ん?」
口許に何か付いていたらしく、あずにゃんがハンカチで拭きとってくれた。
うわあ。まるで私って子供みたいだ。
ちょっと恥ずかしくなって、おばあちゃんのマネをしてみる。
「いつもすまないねぇ、あずにゃん。私がこんな体なばっかりに」
よろよろと手を震わせながらそう言えば、あずにゃんはにこにこ笑顔で「いえいえ」と言った。
「ふふ、唯先輩がリンゴ食べてる所可愛いかったです」
「ふぇ?」
「なんかほっぺたを丸くしてもぐもぐしてるから。んー、ハムスターかリスみたいな感じでしょうか」
あずにゃんの中で私は子供から小動物までおちてしまったらしい。
一応まがりなりにも私はあずにゃんの年上で先輩で。
なのにMY株、只今大暴落中。
これはいかん、と慌てた。
「私はあずにゃんにとってリスと同じなのかい……」
出来るだけ可哀想に見える声色を使ってあずにゃんに上目遣いで訴えた。
先輩なんだよう。年上なんだよう。リスと同類はヤダよう、という感じで。
そうしたら何故かあずにゃんが頬を赤く染めて、逆に慌てだした。
「そ、そんな事は……っ唯先輩は私にとって……大事な―――」
「あー良かった。あずにゃんにとって大事な先輩のままで」
「……そうですね」
急に肩を落としたあずにゃん。
どうしたのかなー?なにか私ヘンな事言ったのかなー?何があったんですカー?
少し俯いてしまったあずにゃんに声を掛けようとした時。
ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴った。
「唯ー?生きてるかー?」「お見舞いに皆で来たぞ」「大丈夫?唯」などと軽音部の皆がどやどやと部屋に入ってきた。
どうやらあずにゃんが皆に連絡しておいてくれたらしい。
「うーん、なんとか生きてるよー。元気元気!」
「嘘つけw風邪っぴきww」
皆に突っ込まれた。
どうしてか元気じゃなくなっちゃったあずにゃんも笑顔を見せてくれた。
良かった良かった。元気になって。
急にしゅんとなってしまってどうしようって思ってたから。
「えへへ。皆、お見舞いに来てくれてありがとう」
「何言ってるんだ。水くさいぞ、唯」
「早く元気になってね」
「はーい」
あずにゃんや律や澪や紬の笑顔で私も元気になれる。
私って幸せ者だなー、たくさんの人に心配してもらって。
そう思うだけでなんだか力が湧いてくる気がするよ。
心があったまって、ほっこりしたし。ようし唯がんばって風邪治すぞお!
そうして皆に元気を分けてもらった私は次の日には回復した。
代わりにあずにゃんをはじめ他の皆が風邪をひいたのは……まず間違いなく私のせい☆
その後、あずにゃんちにお見舞いに行った時。
「人にうつすと治るっていいますし……唯先輩」
熱で赤い顔して抱きつかれた……。
きっとその風邪は免疫付いたから私は引かないよ、あずにゃん。
すまぬのう。
内心そんな事を思いながら、あずにゃんの背中をよしよしとさすってあげた。
皆、風邪うつして本当にごめんなさい。
……あずにゃんは片思いが似合うと思うの。
PC
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