キセキノウタ

□第11話:球技大会!
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「……と、言う訳でだ。男子はバスケ、女子はバレーボール、とバスケの種目だ。男子以外は所属している部の試合には出れないからなー」



 翌日の月曜日。



 LHRで西中島が、黒板に球技大会の日程と種目を書き出して言った。



「男子はクラス総当たり戦だ。まぁ6クラスしかねェからな。逆に女子は、勝ち抜き戦になるぞ。因みに全学年対抗だ」



 配られたプリントを眺めて、澪達は西中島の説明を聞き、どの競技に参加する? とザワザワと落ち着かない。



 逆に龍聖達はバスケと決まって居る為、ボンヤリと女子のやり取りを眺めていたが、



「女子は人数がいるから、前後半で交代出来るからいいよな」

「まぁ今年からだもんな、男子の受け入れは」

「で、でも5人でこ、交代なしってキツくないかな?」

「そりゃキツいだろうな」

『……何故オレの周りに集まる?』

『いいじゃないか』



 わらわらと龍聖の周りに集まって来たのだが、鬱陶しいとばかりに龍聖は眉を顰める。



 因みに律と澪はバスケを選んだ。



「やっぱ軽音部だし?」

「いや、意味判んないし」



 と、澪は呆れ顔だった。













    第11話:球技大会!










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