地下劇場

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「……」


そんな澪を横目で見て


「…誰かに処女をもらってもらったら?」


なんて言ってみると


「え!?」


顔を真っ赤にさせてるけど、強ち満更でもなさそう


「もらってほしいなら、誰がいいの?」


「そ、そそっそんな…っ、だ、誰にって…い、言われても…っ」


澪は顔から火が出そうなくらい顔を真っ赤にさせて戸惑ってる


なんか可愛いわね


「初めてはねぇ。そりゃ悩むわよね。でもまぁ、クリスマス・イヴまでには済ませないと」


初めてだからとか言ってられなくなる…


「ナ、ナミさんは…誰だったんですか…?」


「私は確か…四楓院夜一っていう黒猫だったわ…」


「猫!?」


あれはもう最悪だったわね…


理性なんて欠片も保てなかった…


「まぁ色々あるのよ…」


思い出しただけでも体が震えてくる…


「あわわっ」


「ああ、今回アンタが担当する地区にはいないから大丈夫」


…変態は多いけどね…


テレサとか卯ノ花烈とかハンコックとか瀬戸陸とか瀬戸陸とか…


え?なぜ瀬戸陸は二回なんだって?


決まってるでしょ


キング・オブ・ヘンターイだからよっ


ビデオ撮られるし…

「こんなものかな」


プレゼントリストにあるものを全部カートに入れた


「……」


「どうしたのよ?」


「………」


「?」


途中からだんまりになった澪に、首を傾げる


ちなみに、買ったプレゼントは後日“株式会社 サンタサンタ”に届く


え?何それって?


うちの会社名に決まってるじゃない


サンタクロースの会社は他にも“有限会社 サンタBW”とかあるわよ


そこは悪どいことで有名だけどね








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