old clap
□近藤勲と坂田銀時
1ページ/1ページ
「え?
なんで、俺が万事屋のことを名前で呼ばないのかって?
うーん、万事屋は万事屋だしなぁ…
しいていえば大して仲良くもないおっさん同士が名前で呼び合ってるのって気持ち悪くないか?
仲良くない?
ああ、そこまで親しくもないだろうなぁ。
初期の設定ではお妙さんをめぐる恋のライバルだしな!!
まあ、俺が勝つって100%信じてるけども!!
ていうか、運命の決定事項だけども!!
もう最近は公式だと信じてる!!!
名字で?
それも他人行儀じゃないか?
もう、万事屋に慣れたしなぁ…
大体、万事屋も俺のことほとんど名前で呼んでなくね?
俺は万事屋って呼んでるけど
向こうはゴリとかじゃね??
いや、いいけど。
泣いてなんかいません!!
涙目になってなんかいませんんん!!!
きもいって言うなァァァ!!
いや、お願いします。
ね?そんな目で見ないで?
俺だって人間なんだよォォォ!!!!」
*****
「ゴリラだから、ゴリって呼んでるだけだけど?
理由?
考えるのもめんどくさいです。
嫌い?
あのねー、大人はそんな単純じゃないんだよ。
ここで俺が好きとか、嫌いじゃないとか答えてもさー、色々誤解を招くでしょ?
言っとくけど銀さんは女の子が好きな普通の男だからね?
お妙?
おまっ、誰があんな恐ろしい女好きになるっつーんだよ!?
ああ、ゴリラは例外だろ?
同種族だからな、あいつらは。
決闘?
そんなことあったっけ???
名前で?
気持ち悪いだろ、今更。
俺はゴリって呼んで、あいつは万事屋って呼ぶ。
それでいいんじゃない?」