ポエム

□ポエム
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いつまでもあなたが『そば』にいると思ってた
ずっとずっと一緒にいれると思ってた
幼かった私の無知で甘い考えだったよ

あなたをひきとめるなんて簡単だと思ってたあの頃
『約束したから大丈夫』
私はすごく愚かだったよ
ねぇ
なんで人は守ることのできない約束なんてするのだろう

あなたと想いが通じあったあの場所
憶えてる?
『ずっと一緒にいようね』って言ったあなたの言葉
今はもう ただの残響
あの頃はすごく大切な場所だったのに
今は 何もうつさないモノクロな場所

あなたからもらったキーホルダー
捨てようとしたのに捨てれない
なんでだろう いつも捨てようとすると
あなたの笑顔が浮かぶの

あなたを想うたびに涙がでてくる
心がイタくてイタくて
気付かないように私は
何度も言い聞かせる
『赤の他人だと』

過ぎてく日々が真っ白で真っ黒で
自分がわからない
今 あなたに手を伸ばせば届くような
錯覚までするんだ
あなたのトナリにはあの子がいるんだろう
すごく羨ましくて悲しいんだ

あなたに会いたい
戻りたい
でも あなたの拒絶が怖くて
手を引いてしまう私は
なんて弱いんだろう

ねぇ
さよならの前にあなたの笑顔が
見たかった

もう あなたと
笑あうことはできない
隣をあるくことはできない
手を繋ぐことはできない
笑顔を見ることさえ
できないんだ

そんな日々に
意味はあるのだろうか
大空は真っ青なのに
私の空は星一つさえない
漆黒だ

ねぇ なんで人は約束で人を繋ぎ止めようとするのだろう
繋ぎ止めることなんて出来ず
自分が傷つくだけなのに
いっそのこと あなたと出会わなければ良かったと
想う私は なんて弱いんだ

ねぇ もう二度と会わないと誓ってたら
あなたは抱き締めてくれましたか?






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