銀魂 短編

□いちごのチョコレート
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ほのかに甘い香りがただよい、エリザベスは目を輝かせた。
明日はバレンタイン。
甘いものが大好きなエリザベスにとって、バレンタインはとても楽しみな行事の1つでもある。



甘い香りに誘われて、吸い込まれるようにその香りの場所に行くと、そこに1人の女性がいた。
楽しそうに鼻歌を歌いながら、チョコレートを型に流し込んでいる。
エリザベスは、見つからないように隠れていたが、やがてその女性に気づかれてしまった。
あ、と小さく声をあげ、目を丸くしてエリザベスを見つめる女性は、
しばらくすると、やわらかく微笑んでエリザベスに向かって手招きをする。

「そんなとこで見てないで、こっち来なよ」

そう言って優しく微笑むそのじょせいは、まるで天使のようだった。
エリザベスは、その女性とおいしそうなチョコレートがあるところに歩いていく。
近くで見ると、女性はエリザベスよりもはるかに小さく、なんだかふわふわしていた。
そして、その隣にはおいしそうないちごチョコが。
ハート形で、かわいらしくかざりつけがされているそれは、エリザベスの目をさらに輝かせる。

「チョコ、好きなの?」

エリザベスの目に気づいた女性は、優しく尋ねてきた。
エリザベスは頷くと、女性はまた微笑んでいちごチョコを差し出した。

「はい、ちょっと早いけど…あげる」

エリザベスは、嬉しくてたまらないといったような様子で、だが、同時にあることを思い出した。
それは、桂とお約束――武士としての心得だった。
武士は質素なものを食すべし、甘いものなど以ての外だ、と。
エリザベスは手をひっこめ、しゅんと頭を項垂らせた。

「…どうしたの?」

心配そうに聞いてくる女性の優しさだけをもらっておこう。
エリザベスは、甘いものも好きだが、それ以上に桂のことも大好きだった。

『約束だから』

エリザベスは、それだけを看板に書き、女性に伝えた。
女性は、「そっか」と納得し、またあの笑顔を見せた。

「いい子なんだね」

女性はそう言って、エリザベスの頭を撫でた。
エリザベスは、少し顔を赤らめたが、早く桂のもとへ戻らねばと気を取り直す。

「あ、名前…教えて?」
『エリザベス』
「エリザベス…わかった、ありがと」

捨て台詞のように看板に名前を書くと、エリザベスは早々とその場を立ち去った。

「またね、エリザベス」


使
(あ、名前聞くの忘れた…)





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バレンタイン記念(?)夢です!!
もう、何というか…受験も近いのに
よくこんなことやってますよね←
3月はもうすぐそこなのに(゜Д゜;)

そして何故かエリザベス夢…
いや、夢ではありませんね……
ただの小説ですよね(−_−;)
名前変換ないし←
恋愛要素ゼロだし…(笑)

まぁこの小説をきっかけに…
これからは銀魂の小説も
どんどんUPしていこうと思っています!!
4月からまた
アニメ復活しますし!!←関係ない

最近NARUTOにハマっている
管理人なのでした(^0^)
(ひょっとしたらNARUTOも…??笑)

あとがきまで読んでくださって
ありがとうございました♪
これからもよろしく
お願いいたしますm(_ _)m


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