連載

□起立、礼、着席、糞野郎
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ざわめく朝の活気。
中には、先生に相談する生徒もいた。




「先生!今からでも
どうにかなりませんか?」
「名字をどうぞか、
君も分かってるだろう、残念ながら遅すぎたんだ
今からでは何をしても手遅れだろう」

「そんな、、、」


ずっと一緒にいるって
約束したんだ

ずっと一緒に、、、!


憤怒の顔で職員室から早足で出ていき、それを見つめるのは苦笑いの先生達だった。

「本当に仲が良いんですね、あの二人」
「ただ流石にこれだけは、どうにも出来ないよ」






起立・礼・着席・進路





ズバシッ!

「ボニー!!ちょっとどうゆうこと!?」


静かな教室の扉が
勢いよく外された
と同時に
青筋たててボニーに責め立てる名前をどうぞ。

「ング!?名前をどうぞ!
違うだよ、勉強したんだけど馬鹿助共のせいで!」
食べ物を口に含みながら必死に弁解する大問題児(とりあえずそのフランスパン置け。)
"大喰らい"ジュエリー・ボニー。
だがそんなボニーを唯一気にしないのは、中学校で名前をどうぞくらいだ。



「言い訳しないで
一緒の高校に行くんじゃなかったっけ?!
先生から聞いたけど
成績が190人中187位だったそうじゃない!
それに初めの病気にかかって死ぬ親友って感じの雰囲気はなに!?」

そう、名前をどうぞが聞いたのは親友ボニーの進路。 ボニーは、体育万能
頭はパーの典型的な馬鹿である。
だが離れたくないとボニーが言ったため一緒に勉強会までしたのだ。
ボニーが言ったため(大事な事なので二回言いました。)

「なのに、なのに、これからどうするつもりなのか
理由と謝罪を言って」
「すまねぇ、実は行きたい高校があって学力まったくいらねぇん所なんだ、しかももう合格決定なんたぜ!」

は?ボニーの頭で行ける場所?
問題児がいく高校ってろくな所じゃないんじゃ、、。

「てか、合格してるの!?どうして言ってくれなかったの」


「驚かそうと思って」と笑いながら言うボニーに
かける言葉がでない名前をどうぞ。
ため息を吐くも、とりあえずボニーが高校に行けると分かって安心していた。


私いつからボニーの
オカンになったんだろう。
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